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プリンスの未完の回想録が今年中に出版されると報じられている。

プリンスは、2016年4月に亡くなる前に『ザ・ビューティフル・ワン』と題された回想録の執筆に取り組んでおり、出版契約まで結んでいたものの、57歳で亡くなってしまうまでに50ページ程度を書き上げていたとされている。

プリンスの出版代理人を務めるエステル・ニューバーグが今回『ヴァラエティ』誌に明かしたところによれば、プリンスは作家のダン・ピーペンブリングと共に『ザ・ビューティフル・ワン』に取り組んでいたという。彼女によればプリンスの死後も執筆は続けられており、出版の時期については2018年末の「ホリデーシーズンには間に合う」と考えているという。

エステル・ニューバーグはまた、回想録に「プリンスによる手書きの原稿のレプリカ」が含まれる可能性も示唆している。回想録については当初、「彼の人生とクリエイティヴな作品についての型破りで詩的な旅」を綴ったものになると発表されたいた。

エステル・ニューバーグはプリンスと出版契約を結ぶに至った経緯について「かつて前例のなかった」方法で結んだことを明かしている。

「編集者というものは、担当する可能性のあるクライアントを他の編集者と同じ部屋で説得することを嫌うものです」とエステル・ニューバーグは語っている。「私たちはそうせざるを得ませんでした。プリンスは編集者と個々に会うことを嫌うと思ったからです」

昨年8月にはプリンスについての書籍『プリンス:ア・プライベート・ヴュー(原題)』にビヨンセが前文を寄せている。

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