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デヴィッド・ボウイが出演し、ジム・ヘンソンが監督を務めた映画『ラビリンス/魔王の迷宮』に舞台化の構想があることを、ジム・ヘンソンの息子のブライアン・ヘンソンが明らかにしている。

『ラビリンス/魔王の迷宮』は1986年に公開されており、物語は少女時代のジェニファー・コネリーが演じる主人公がデヴィッド・ボウイ演じるゴブリンの魔王・ジャレスにさらわれた弟を救出するために迷宮へ向かうものとなっている。

米『フォーブス』誌のインタヴューの中で、ブライアン・ヘンソンは「映画を舞台向けに再構築する作業が進行している」と語っている。「必ずしもブロードウェイで上演されないかもしれないし、ロンドンのウエスト・エンドで上演されるかもしれない。派手な舞台演出のある公演になるだろうね。とてもワクワクしてるよ」

また、ブライアン・ヘンソンは『ラビリンス/魔王の迷宮』の続編についてもゆっくりと制作が進行していると説明している。「続編というアイディアにもなお興奮しているんだ」とブライアン・ヘンソンは語っている。「取り掛かってはいるんだけど、制作準備段階と言うにはまだまだ程遠いものなんだけどね」

一方、『ラビリンス/魔王の迷宮』のリマスター版がアメリカ国内の劇場で公開される予定となっている。新たにリマスターされた映像にはブライアン・ヘンソンとジェニファー・コネリーによるイントロダクションが追加され、アメリカ国内の一部の劇場で上映されるという。

これについてブライアン・ヘンソンは次のように語っている。「リマスターを施したら、本当に美しいものになったよ。僕の父はファンタジー作品を2本制作してね、1つは『ダーク・クリスタル』、そしてもう1つが『ラビリンス/魔王の迷宮』なんだ。この世界観を完璧に堪能するには、大きい劇場で観るしかないよ」

一方、デヴィッド・ボウイによるミュージカル『ラザルス』の映像作品の特別上映がニューヨークで行われることも決定している。

『ラザルス』はデヴィッド・ボウイが亡くなる前にエンダ・ウォルシュと執筆したミュージカルで、映画版にデヴィッド・ボウイが出演した、1963年刊行のウォルター・テヴィス著『地球に落ちてきた男』にインスピレーションを受けたものとなっている。

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