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M.I.A.は新たなインタヴューの中で、最近のメインストリームの音楽は10年前に「私やカニエ・ウエストが作っていたようなサウンドに聴こえる」と指摘している。

ロンドンを拠点として活動するM.I.A.は、公開を控えた自身のドキュメンタリー映画『マタンギ/マヤ/M.I.A.』のプロモーションの一環で、『インタヴュー』誌の中で俳優でミュージシャンのリズ・アーメッドからのインタヴューをニューヨークで受けている。

M.I.A.は2008年にシングル“Paper Planes”がヒットするまでの期間に「ビジネスの面も含めて多くのことを開拓してきた」ように感じていると語り、リズ・アーメッドはさらに説明を促している。

「今のメインストリームで流れている音楽を聴いても、ビートはどれも私やカニエ・ウエストが当時作っていたようなサウンドに聴こえるの」とM.I.A.は答えている。

M.I.A.は続けて、初めてレーベルのインタースコープと契約を交わした時のことを振り返り、次のように語っている。「私はわざわざカセットテープを売り始めたデジタルな時代から業界に入ったから、インタースコープとサインした時は『オーケー。この子こそが音楽の未来だ』っていう感じだったわ」

映画『マタンギ/マヤ/M.I.A.』は今夏の公開が予定している。

M.I.A.は先日、2012年のスーパーボウルでマドンナのハーフタイム・ショウに出演した際の行動が物議を醸して、NFLに訴訟を起こされた件について語り、当時所属していたロック・ネイションのジェイ・Zから「バカげた」同意書にサインすべきだと言われたことを明かしている。

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