GETTY

Photo: GETTY

デイヴ・グロールはフー・ファイターズのライヴにおいて、携帯電話の光よりもライターの灯りが揺れるほうが好きだと語っている。

フー・ファイターズは現在アメリカ・ツアーの最中で、9月14日にはオレゴン州ポートランドでライヴを行っている。その公演でデイヴ・グロールが観客に向かって語りかける映像が公開され、そのなかで彼はフー・ファイターズのクルーとバックステージ・チームへの感謝に及んでいる。

「これは本当に素晴らしい機会だよ」と彼は語っている。「みなさん、手に持っている光る機器で、このライヴを照らしてほしいんだ。タバコのライターのほうが好きなんだけどね。だって、すごく昔ながらな感じだからさ。俺はデッドマウスのビデオよりもスコーピオンズのビデオのほうが好きなんだ」

その時の模様はこちらから。

また、この時の公演ではクリス・ノヴォゼリックがフー・ファイターズのライヴ・パフォーマンスを観賞しながら、「世界最高のバンド」と賞賛の声を上げている。

クリス・ノヴォゼリックは、フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールと共にニルヴァーナとして活動していたが、9月14日、米ポートランドのモダ・センターにおけるライヴの最中にツイッターに多くのメッセージを投稿している。しかし、ベーシストであるクリス・ノヴォゼリックはこの日、多くのゲストを迎えてきたフー・ファイターズの今ツアーの最新ゲストとしてステージに登場することはなかった。

スウェーデンの公演で足を骨折し、結果としてグラストンベリー・フェスティバルでのヘッドライナーをキャンセルせざる得なくなって以降、デイヴ・グロールは今回のツアーでは王座のような形の椅子に座って大半のパフォーマンスを行っている。

今月初旬、フー・ファイターズはグラストンベリー・フェスティバルとウェンブリー・スタジアムでの6月の公演をキャンセルした代わりにミルトン・キーンズでの公演を行うなど、新たに組まれた日程でイギリスでの公演を行っている。

クイーンのロジャー・テイラーとレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズがステージには参加し、「スーパーデューパーグループ」と称して、クイーンとデヴィッド・ボウイによる“Under Pressure”のカヴァーを披露している。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ