Phil Wallis/NME

Photo: Phil Wallis/NME

ジェーンズ・アディクション/レッド・ホット・チリ・ペッパーズのデイヴ・ナヴァロは自身のメンタルヘルスとの闘いについて語り、今でもスコット・ウェイランドのおかげで知ったセラピストの下に通っていることを明かしている。

ストーン・テンプル・パイロッツやヴェルヴェット・リヴォルヴァーのフロントマンとして知られるスコット・ウェイランドは、2015年12月3日にツアー・バスの中で亡くなっていたところを発見されている。死因はドラッグとアルコールを含む「薬物等の併用による中毒」で死亡したとされている。

デイヴ・ナヴァロは今回、「ヤフー!」による最新インタヴューの中で、15歳の頃に母親を殺害されたことで、その後何年も自殺を考えたり、ドラッグに依存するようになったことについて語っている。

「俺は疎外感や孤独感を感じてしまっていたんだけど、ドラッグのおかげで俺には仲間がいて、大丈夫だっていう風に感じられていたんだ」とデイヴ・ナヴァロは語っている。「俺に言えるのは、母親が亡くなった当時には支えてくれる環境がなかったっていうことでね。セラピストもいなかったし、精神科医ですらいなかったからね。俺には理解してくれる友人もいなかった。自分のことを歩く奇妙な奴のように感じていたよ。俺はそういう恐ろしいトラウマを抱えていたからね。友人が抱えていなかったような重荷を抱えていたんだ」

「1983年には、そういう(メンタルヘルスに関する)話題についてはそれほど自由に話されていなかったわけでね。それもあってか、理由はなんであれ俺もそういうことについては話したことがなかったんだ。話しておけばよかったと今では思うよ」とデイヴ・ナヴァロは続けている。「俺たちがここで伝えたいのは、それを受け入れて誰かに会ってみることに決して遅すぎることはないっていうことなんだ。トラウマを抱えている時には、自分のことを率直に話すことで苦しみがある程度軽減されることがあるんだよ」

デイヴ・ナヴァロは現在、瞑想やヨガに取り組んでいるといい、また友人であるスコット・ウェイランドを通じて出会ったセラピストの下に今でも通っているのだという。「俺は気分がよかろうが悪かろうがセラピーに行くことにしてるんだ。おかげで気分が安定するからね」とデイヴ・ナヴァロは語っている。「それを打ち明けることに恥ずかしさは微塵も感じないよ。助けを求めることができる強さを持っているのは素晴らしいと思うんだ。もしも俺をサポートしてくれる周囲の人たちがいなかったら、俺は(自殺者数の)統計の中の1人になっていただろうね」

デイヴ・ナヴァロは、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーによるミュージケアーズと協力して、ギタリストのビリー・モリソンらと共に現地時間4月16日にメンタルヘルスへの認知を広めるための『アバヴ・グラウンド』と題された慈善コンサートを開催する予定となっている。

デイヴ・ナヴァロとビリー・モリソンは、それが『アバヴ・グラウンド』というイベントであれ、単にメンタルヘルスについて話すことであれ、自身の経験を伝えていくことこそが大切だと考えているといい、デイヴ・ナヴァロは次のように語っている。「俺はこれまでに、何人もの同じような気持ちを抱えた人たちから連絡を受けているんだ。彼らは話を共有したことで孤独ではなくなり、心を動かされて、自分から助けを求めようと思えるようになったんだ。俺にとっては、それが報酬だよ」

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