Andy Ford/NME

Photo: Andy Ford/NME

今週、プリマスでUKツアーをスタートさせたモリッシーだが、そのライヴ中にファンに向かって、このほど労働党の新党首に選出されたジェレミー・コービンに対する個人的な意見を述べている。

モリッシーは9月15日の夜にプリマス・パヴィリオンズでツアーの初日を飾り、ザ・スミスの楽曲2曲を含め、自身のキャリアを通じての数々のヒット曲を演奏している。さらに、ジェレミー・コービン新党首に対する自身の見解も披露したという。

モリッシーの新党首に関する発言は、多くのファンがツイッターに投稿している。引用された文面にはいくらか違いがあるものの、モリッシーが強硬左派のジェレミー・コービン新党首について、ベジタリアンであることと、反戦主義者で、王室批判の姿勢を取っていることから、攻撃対象になるだろうと語ったという内容は一致している。『NME』ではこのライヴに参加したファンに話を聞き、発言内容に間違いないとの裏付けを得ている。『NME』はモリッシーから過去に裁判を起こされている。

プリマスのライヴに参加したファンによる一連のツイートは次の通り。

ジェレミー・コービンについてのモリッシーの発言

彼はベジタリアンだって知ってるだろ? 王室をよく思ってないし、反戦主義者なんだ。彼はまず暗殺されるね

彼はベジタリアンだって知ってるだろ? 王室をよく思ってないし、反戦主義者なんだ。彼はまず暗殺されるね

プリマスでジェレミー・コービンについて語る。彼はいつも時事問題を取り上げる

モリッシー:コービンはベジタリアンで、王室が嫌いで、出兵に反対――だから、まず暗殺されるね!

ジェレミー・コービンをどう思う? 彼はベジタリアンで、王室嫌いで、戦争に反対なんだ……まず暗殺されるね――モリッシー


 
それで、コービンをどう思う? そうだな、知っての通り、彼はベジタリアンで、戦争と王室に反対なんだ。うん、まず暗殺されるね

今夜プリマスでモリッシーを見たけど、彼がコービンを好きな人はいるかって聞いたら、あまり声援が起こらなかった。心配になる

プリマス・パヴィリオンズでのモリッシーのセットリストは以下の通り。

‘Suedehead’
’Alma Matters’
’Speedway’
’Staircase At The University’
’Ganglord’
’Kiss Me a Lot’
’World Peace Is None of Your Business’
’I Will See You In Far-Off Places’
’My Dearest Love’
’Now My Heart Is Full’
’I’m Not A Man’
’Will Never Marry’
’Istanbul’
’I’m Throwing My Arms Around Paris’
’Mama Lay Softly on the Riverbed’
’The Bullfighter Dies’
’Oboe Concerto’
’Meat Is Murder’
’Everyday Is Like Sunday’
’What She Said’

一方、モリッシーはロンドンのバタシー・ドッグス&キャッツホーム(動物保護施設)を支援するため、来たる週末に期間限定のポップアップ・ショップを出店する。

モリッシーの商品を扱う『Mporium』のポップアップ・ショップは、9月18日(金)から21日(月)の間、毎日午前10時半から午後5時までオープンする予定となっている。この日程は、イヴェンティム・アポロで行われるモリッシーの2日間のロンドン公演スケジュール(9月20、21日)と重なっている。

ショップでは、オフィシャル商品と並んで、限定数の『ユア・アーセナル』と『ヴォックスオール・アンド・アイ』のレコード盤がモリッシーのサイン入りで販売される予定となっている。また、ナンバーと日付が彫られたバタシー・ドッグス&キャッツホームの犬・猫用タグもファン向けに用意されている。

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