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リリー・アレンはセクシャル・ハラスメントを受けたことがあると語り、加害者とされる人物に法的措置をとることも検討しているという。

通算4作目となるソロ・アルバム『ノー・シェイム』を6月8日にリリースするリリー・アレンは先日、イギリス人ジャーナリストであるジェームス・オブライエンのポッドキャスト「アンフィルタード」に出演している。新作『ノー・シェイム』は前作『シーザス』より4年振りのアルバムとなっている。

ポッドキャストの中でリリー・アレンは、(本人がそのすべてを否定している)ハーヴェイ・ワインスタインにかけられた嫌疑について触れている。

「私もハラスメントをされたことがあるわ」とリリー・アレンは語っている。「法的な理由であまり話すことはできないんだけどね、解決しようと取り組んでいる最中なの」

リリー・アレンは続けて、自身の経験を語ることで「何かしら得られるもの」があると考えている人がいることを「興味深い」としている。「実際のところ、私が思うにほとんどの女性が求めているのは、そんなことを背負わないで済むことなのよ。『分かるでしょ、私はこれ以上こんなものを引きずりたくないの』っていうね。それがなくなってくれることなんてないんだから」

自身の一件についてはリリー・アレンは次のように語っている。「やっとのことで、急にそのクソッタレの名前を口から出したら、頭からも追い出すことができたの。私はお金が欲しいわけじゃない。もしそうだったら、民事裁判に持ち込んで秘密保持契約を結ぶわよ。だけど、それを望んでいるわけじゃないの」

リリー・アレンは先日、「#MeToo 」のムーヴメントが引き起こした影響について疑問を呈していた。『ヴァイス』誌の最新インタビューで、リリー・アレンはセレブリティの「#MeToo 」への支持によってどれだけ「大規模な変革がなされた」かを尋ねられている。リリー・アレンは次のように答えている。「何があったって? 誰が逮捕されたかしら? 誰が刑務所に入れられたっていうの?」

「もしハーヴェイ・ワインスタインが52人もの人々を殺したっていうなら、彼は今頃刑務所の中にいるはずよ」とリリー・アレンは糾弾している。「彼は刑務所に入っていないわ」

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