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ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、かつてヴァン・ヘイレンのヴォーカリストであるデイヴィッド・リー・ロスとの間に確執があったことが明らかになっている。

ガンズ・アンド・ローゼズの元マネージャーであるダグ・ゴールドスタインは、ガンズ・アンド・ローゼズのファン・サイト「ガンズ・アンド・ローゼズ・セントラル」によるインタヴューの中で、キッスやデヴィッド・リー・ロスらも出演した、1988年の「モンスターズ・オブ・ロック・フェスティバル」でのガンズ・アンド・ローゼズのパフォーマンス中に2人の観客が圧死で亡くなった事故について振り返っている。

「彼らのパフォーマンス中の時点で僕はすでに知っていた。何が起きていたのかを知っていたけど、メンバーには話さなかったんだよ。アクセルを落ち込ませることになってしまうからね」とダグ・ゴールドスタインは語っている。「僕たちはホテルに戻って、デヴィッド・リー・ロスもそこに泊まっていたんだけど、『俺を彼に紹介してくれないか? 彼と話がしたいんだ』ってアクセルに頼まれてね。僕は『もちろんだよ。デイヴ、彼はアクセルだ』ってデイヴに紹介したんだ。『よう、元気か?ダイアモンド・デイヴだ! まあ座れよ!』ってデイヴが言うと、アクセルは『こういうことが起きた時、どう対処していますか?』って彼に訊いたんだ」

「デイヴはこう答えてね。『ああ、そんなこと知るかよ。お前はイギリスにいるんだぜ。サッカーの試合で毎回10人が死ぬような場所だ。クソ食らえだよ! これこそロックンロールなんだ!』ってね。アクセルはただ『本気で言ってますか? 申し訳ないけど、もうここには座っていたくないですね』とだけ返して、自分の部屋に戻っていったよ。彼はデイヴに腹を立てていたね。僕が2人を引き合わせたわけだから、申し訳ない気持ちになったよね。何事も人それぞれだからね。誰しもが、物事を乗り越える自分なりの方法を持っているんだ」

同じインタヴューの中で、ダグ・ゴールドスタインはスラッシュによるマイケル・ジャクソンとのコラボレーションがバンドの仲違いの原因となったと改めて語っているほか、パール・ジャムがかつてU2とガンズ・アンズ・ローゼズとの共同ツアーを持ちかけられたものの、それを断っていたことを明かしている。

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