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テイラー・スウィフトは現地時間3月30日に、デビューのきっかけとなったライヴハウスでわずか約40人の観客を前にパフォーマンスを行っている。

テイラー・スウィフトは今夏に『レピュテーション』スタジアム・ツアーのUK/ヨーロッパ公演が控えており、ウェンブリー・スタジアムなどで公演を行う予定となっている。テイラー・スウィフトは先日、カミラ・カベロとチャーリーXCXがツアーのサポート・アクトを務めることを発表している。

テイラー・スウィフトは今回、ナッシュヴィルのブルーバード・カフェで、ライヴを行っていたカントリー・シンガーソングライターのクレイグ・ワイズマンから招かれる形でステージに上がっている。地元紙『ザ・テネシアン』によれば、テイラー・スウィフトはオーディエンスからスタンディング・オベーションで迎えられたという。

「ブルーバード・カフェに、心からの感謝を伝えたいの」とクレイグ・ワイズマンの隣に座ったテイラー・スウィフトは語ったという。「この街にいるソングライター全員が私の気持ちに共感してくれると思うけど、ここは現存する唯一と言ってもいい場所なの。世に発表されている曲のライター自身の解釈を聴きにくることのできる、特別な場所なのよ」

短時間のパフォーマンスの中で、テイラー・スウィフトは“Shake It Off”や“Love Story”のヒット曲のほか、リトル・ビッグ・タウンに提供した“Better Man”を披露している。クレイグ・ワイズマンとテイラー・スウィフトは、彼女のパフォーマンス中にファイアーボール・ウィスキーのショットを飲み干しており、クレイグ・ワイズマンは過去に米・テレビ局「カントリー・ミュージック・テレビジョン」のアフター・パーティーでもテイラー・スウィフトにショットを振る舞ったことを明かしている。「パーティーではずっと、ファイアーボールのショットを取りに行っていたよ。(バルコニーにいる)大勢の人をかき分けて、テイラーの進行方向に手を伸ばしたんだ」とクレイグ・ワイズマンは語っている。「彼女がショットを取ったのかは分からなかったけど、僕の手からは消えていたよ」

ブルーバード・カフェは、テイラー・スウィフトのこれまでのキャリアにおいて特別な場所となっている。彼女のレーベルであるビッグ・マシーン・レコードのスコット・ボーチェッタは、ブルーバード・カフェでパフォーマンス中の当時10代だったテイラー・スウィフトを見出し、レコード契約をオファーしている。今回のブルーバード・カフェでの彼女のパフォーマンスは、カフェの35周年を記念したドキュメンタリー用に撮影されている。

一方、ドナルド・グローヴァーとステファン・グローヴァーは先日、制作が中止になった『デッドプール』のアニメ・シリーズについて、テイラー・スウィフトがその引き金になったと語っている。ステファン・グローヴァーは、現在は削除されているツイートに次のように綴っている。「テイラー・スウィフトに関するエピソードも入っていたんだ。それも面白いやつがね。間違いなく、それで堪忍袋の緒が切れたんだよ(笑)」

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