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ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、カート・コバーンが亡くなった当時の逸話が明らかになっている。

ガンズ・アンド・ローゼズの元マネージャーであるダグ・ゴールドスタインは、ガンズ・アンド・ローゼズのファン・サイト「ガンズ・アンド・ローゼズ・セントラル」によるインタヴューの中で、1994年にカート・コバーンが亡くなった当時のアクセル・ローズの反応について明かしている。

アクセル・ローズとカート・コバーンの昔の確執はよく知られたところで、1992年にはMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで口論になっている。ダグ・ゴールドスタインは今回、メディアで噂されていた確執がカート・コバーン逝去時のアクセル・ローズの反応に影響を与えていたかについて語っている。

「そんなことは問題じゃなかった。アクセルはカートが悩みを抱えたアーティスト仲間の1人だっていうことを分かっていたんだ」とダグ・ゴールドスタインは明かしている。「アクセルはかなり動揺していたし、意気消沈していたよ。ダフ(・マッケイガン)の本で読んだことだったかは忘れたけど、ダフはカートが自殺する少し前にロサンゼルスからの飛行機で彼の隣に座っていたんだ。ダフはその後、カートを抱きしめて『俺と来いよ。自分の家になんて帰らなくていい』って言えなかったことでPTSDを患ったんだ」

「実際はそこまでやろうとはしていなくて、後から考えればっていう話だけどね。けど、もうその当時には戻れないわけだからね」

ダグ・ゴールドスタインは次のように続けている。「僕には躁鬱病の傾向がある弟がいてね。弟は何度も自殺を試みていたから、カートの自殺は僕にとって無縁なものではなかったんだ。僕にとっては、子供の頃に経験したことをまた経験したっていう感じだった」

「アクセルは僕の親友だったんだ。僕よりも6歳年下だけど、僕の弟が生まれた6日後に生まれていてね。躁鬱病に苦しむみずがめ座生まれの弟とは、14年も一緒の部屋に住んでいたんだ。それもあって僕はしっかりしないとと思ったし、アクセルが元気がない時は夜中の2時3時や4時でも僕が電話で話さないといけないって感じていたんだ。その時にアクセルのそばにいてやれるのは僕だと思っていたし、時には何日も彼のそばにいたよ」

ダグ・ゴールドスタインのインタヴューはこちらから。

アクセル・ローズは、AC/DCのアンガス・ヤングが彼をヴォーカリストに迎えて、ニュー・アルバムを制作するのではないかと報じられている。

先日、ローズ・タトゥーのフロントマンであるアングリー・アンダーソンはバンドが新曲を書いていることを明かしている。

「去年、俺たちがガンズ・アンド・ローゼズのオープニング・アクトをやった時にアンコールのところでアンガスと話したんだ。アンガスと俺はアンコールに参加するように言われたんだけど、俺は彼に『今後は何をするつもりなんだい?』と訊いたんだ。そしたら『そう、新しいアルバムを書いているところなんだ』って彼は言ったんだよ」と彼は「ザ・ロックピット」に語っている。

「俺はすごいと思ってね。誰がバンドにいるのか尋ねたんだよ。そうしたら、彼は『アクセルだ』って言ってたね」

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