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デュア・リパは音楽業界における性差別や「#MeToo」運動について自身の見解を明かし、女性アーティストがシリアスに受け止められることの難しさについて語っている。

『GQ』誌の最新号の表紙を飾ったデュア・リパは自身の急激な成功や未来に待ち受けているもの、女性蔑視主義者への対応が変わったことについて語っている。

「女性アーティストというのは、ピアノやギターを弾いたりしない場合、シリアスに受け取ってもらうのはずっと大変なわけでね」と彼女は語っている、「男性アーティストだったら、自分で曲を書いていると人々はすぐに思い込むのに、女性の方はみんな作られていると思われるの」

彼女自身は音楽業界でのセクシャル・ハラスメントを経験したことはないとしながらも、エンタテインメント業界における女性の自由を促進させるという点で「#MeToo」の運動がどれだけ「重要」かについても語っている。

「学校の時からすでにもう、キス・チェイス(注:キスによる鬼ごっこのようなゲーム)とかそういうので育って、『男の子はやっぱり男の子』だとか、それは無害な遊びで、大したことなくて、はねのけることができるんだとかいう考えが私たちの頭には染み付いているの。ヤジのようにね」

「大したことに思わない人もいるかもしれないけど、そういう体験って気分に影響したり、自分の服装が恥ずかしくなったりするものなわけでね。多くの女性にとって、その人が女優、歌手、モデル、何であれ、好きなように着飾って、真面目に受け止めてもらうという権利を持てなくなってしまうのよ」

先日、デュア・リパは、デビュー・アルバム『デュア・リパ』の日本特別企画アルバム『デュア・リパ(ジャパン・スペシャル・エディション)』が4月25日にリリースされることが明らかになっている。

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