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ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンはコミックを原作とした映画の制作に関する契約を結んでいる。

スクーター・ブラウンは2003年からエンタテインメント業界で働いており、当時12歳だったジャスティン・ビーバーを発掘している。その他にも彼はアリアナ・グランデカニエ・ウェスト、マーティン・ギャリックスらのマネジメント経験を持っている。

今回、スクーター・ブラウンはマーベル・スタジオの元会長であるデヴィッド・マゼルとタッグを組み、ミトス・スタジオを立ち上げている。『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、ミトス・スタジオは「実写やアニメーションで」コミック原作の映画を制作するという。

この発表でスクーター・ブラウンは「本当にずっと映画をやりたかったんだ」と語り、自身がマネージャーを務めるアーティストを自分が作る映画にキャスティングできるようになるのは嬉しいと明かしている。「私たちが一緒にやっているタレントで、私たちのプロジェクトに参加したい人がいたら、誰でも歓迎してこの旅路を共にしたいね」と彼は語っている。「すでにあるタレントとやり取りしていて、その人は参加できるのをとても喜んでくれているんだ」

彼は知名度の低いスーパーヒーロー作品で期待に応えようとすることが大事だとは思えないと続けている。「みんなが『フォレスト・ガンプ』の名前を知っているのはなぜだろうね?」と彼は問いかけている。「素晴らしい物語であれば、みんなも気にかけてくれるわけだからね」

彼は自分とデヴィッド・マゼルは二人とも「自分のキャリアを通して失敗すると勘ぐられてきた背景を持っている」と述べ、懐疑的だった人のほうが間違っていたと示すことができたプロジェクトとして、アリアナ・グランデや“Gangnam Style”、“Call Me Maybe”といった曲を挙げている。

昨年、スクーター・ブラウンは2014年当時のジャスティン・ビーバーについて「人々が思うより深刻な状況にあった」と振り返っている。

ジャスティン・ビーバーの2014年は数々の事件によって議論を呼ぶものとなっていて、度重なるマリファナと処方薬の使用や違法な公道レースによる逮捕、隣人の家に卵を投げつけたり、リムジン運転手への暴行、暴行されたと主張するパパラッチからの告訴などがあった。

「来る日も来る日も、僕は彼の役に立てなくてね」と彼は語っている。「僕たちは地獄に住んでいるようだったよ。彼はとても暗い場所にいたからね」

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