ライアン・アダムスはザ・ローリング・ストーンズの名作『メインストリートのならず者』に捧げたライヴを行う予定だという。
ライヴではライアン・アダムスによってアルバム全編が演奏されるとのことで、「エグザイル・オン・バーボン・ストリート」と題されたこのイベントの音楽監督はドン・ウォズが務め、豪華ミュージシャンが参加するという。
ザ・ローリング・ストーンズの7枚のアルバムをプロデュースしているドン・ウォズだが、『メインストリートのならず者』の2010年の再発ではプロデュースと再ミックスも担当している。
ドン・ウォズは今回のイベントについて次のように語っている。「『メインストリートのならず者』の時期の音源をすべてマルチトラックで僕は聴いたことがあるんだけど、これまでで最高のロックンロール・レコードと言っても大袈裟ではないわけでね」
「こうした曲をライアン・アダムスや素晴らしいミュージシャンたちと深く掘り下げるのが待ちきれないね」
このコンサートは5月5日にニューオーリンズのセンガー・シアターで開催される。
ライアン・アダムスはこれまでも多くのカヴァーを行ってきており、2015年にはテイラー・スウィフトの『1989』を全編カヴァーしたアルバムをリリースしている。
ザ・ローリング・ストーンズについても“Dead Flowers”や“Brown Sugar”といった曲をこれまでカヴァーしてきている。
また、ライアン・アダムスは次のアルバムに向けて11曲が完成したことを明かしている。
その際、キャプションで彼は次のように述べている。「アルバムっていうのは時に不思議な生き物なんだ。生まれるのが待ちきれないとでもいうように起こされることがあるんだ」
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