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ニルヴァーナがデイヴ・グロールのお尻に火をつけたというエピソードが『イン・ユーテロ』のプロデュースを手掛けたスティーヴ・アルビニによって明らかにされている。

ニルヴァーナが応じた最後の映像インタヴューの一つをしたことで知られるセレブ・インタヴュアーのナードウァーは、先日のSXSWでスティーヴ・アルビニにインタヴューを行っており、その中でカート・コバーンとクリス・ノヴォセリックがデイヴ・グロールのお尻に火を点けた出来事についてスティーヴ・アルビニは語っている。

ナードウァーから「ニルヴァーナのレコーディングは楽しいものでしたか? 本当にオナラに火をつけたんですか?」と訊かれると、彼は次のように応じている。「何回かオナラに火をつけたけど、ニルヴァーナは他にもアルコールを垂らしてから点火するってことにハマっててね。彼らがアルコールを垂らしたもののうちの一つがデイヴ・グロールでさ。それで、デイヴ・グロールのお尻が燃えているポロライド写真があるんだ。そんな感じだったね」

インタヴューの動画はこちらから。

スティーヴ・アルビニはこのインタヴューの中で、カート・コバーンがある日、キッスのジーン・シモンズから電話をもらったものの電話に出ることはなかったという逸話も明らかにしている。

「ジーン・シモンズがバンドと話をしようとスタジオに実際に電話をかけてきたんだ」とスティーヴ・アルビニは語っている。「レコード・レーベルとか、マネージメントとかから、電話番号をもらったんだね。スタジオに電話をかけてきたんだけど、カートは彼と話したがらなくてさ。彼は電話を僕に渡して、『彼の相手ができるよ』と言ったんだ」

「それで、僕はしばらくカートのふりをしてジーン・シモンズと話をしたんだ。連中は電話の会話を録音できるよう準備を始めてね、それでジーン・シモンズとの会話を録音してね。彼はニルヴァーナの音楽だったり、カートが友人だったバンドの音楽にあまり明るくないことを基本的に認めていてね。彼はそうした音楽に親しみを持てなかったんだ」

ナードウァーが「僕は一度ジーン・シモンズにインタヴューしたけど、『ああ、俺はカート・コバーンとも話をしたよ』と語ってましたよ」と質問を向けると、スティーヴ・アルビニは次のように応じている。「ああ、その点については魔法を解いてしまったことを謝るよ。ジーン」

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