ニルヴァーナのベーシストであるクリス・ノヴォゼリックは、パブリック・エナミーのチャックDとザ・ドアーズのドラマーであるジョン・デンズモアとスーパーグループを結成したいと語っている。
クリス・ノヴォゼリックは先日、米「ザ・ヤング・タークス」のインタヴューに応じ、次のように語っている。
「ジョンは素晴らしいよ。僕はジョンと知り合いでね。彼は僕のヒーローの1人なんだ」とクリス・ノヴォゼリックは語っている。「パブリック・エナミーのチャックDも素晴らしいよね。僕らはバンドを結成すべきだね。僕がベースをやればいいし、ジョンがドラムで、チャックがラップするっていうね」
「いや、これはマジだよ」とクリス・ノヴォセリックは続けている。
同じインタヴューの中でクリス・ノヴォセリックは、ウータン・クランの世界に1枚しかないアルバムの落札者として知られ、証券・電信詐欺罪で懲役刑に服しているマーティン・シュクレリについても言及している。マーティン・シュクレリは、人の命に関わる薬であるダラプリムの販売権利を買収し、その値段を大幅に引き上げたことで世間の顰蹙を買ったことでも知られている。「最終的にシュクレリが示したのは、彼自身がどんな人間なのかはともかく、僕らはそれをカルチャーとして捉えて細かいところには目を向けていないっていうことなんだ。僕たちは見かけに驚くばかりで、自分たちの問題を解決しようとはならないんだよ」
「僕らは本当にマーティンが憎いのだろうか? それなら本当に改革を遂げようとするべきだよね」とクリス・ノヴォセリックは続けて語り、トランプ政権による医療制度の見直し案についても言及している。「医療制度は僕たちから金を巻き上げているのに、それでも大勢がトランプに魅了されていたり、夢中になっているんだ」
昨年12月にニルヴァーナの現存するメンバーが集結して共演しており、フー・ファイターズのステージでデイヴ・グロールとパット・スメアにクリス・ノヴォゼリックが加わって共演を果たしている。彼らは、オレゴン州ユージーンの公演でフー・ファイターズの“Big Me”を披露している。
共演の模様はこちらから。
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