スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーが、イギリスのクイズ番組「QI」のポッドキャスト「No Such Thing As A Fish」の12インチ・レコード盤に特別出演することが明らかになっている。
「No Such Thing As A Fish」は、スティーヴン・フライが司会を務めるこのクイズ番組でリサーチを行う調査員「QIエルフ」たちの手によるポッドキャストで、今回この「No Such Thing As A Fish」が、イギリス初となるポッドキャストのレコード盤として、11月20日にAlcopop! Recordsから発売されることとなった。
Alcopop! Recordsのマネージング・ディレクターであるジャック・クローシアは、「レコード発売に際してQIやエルフと仕事をするのは、非常に楽しかったです。こうやって、ポッドキャスト界の新世代のスターを応援できることに、私たちはとても興奮しています」とコメントしている。
Alcopop! Recordsは今年5月のイギリス総選挙に際し、英国独立党の党首を風刺した無音の7インチレコード『ナイジェル・ファラージの機転と知恵(The Wit And Wisdom Of Nigel Farage)』を発売し、世間の注目を浴びていた。
一方、コリィ・テイラーは先日、成功したことが恥ずかしいように振る舞うバンドがいるとして、彼らを「ばかげた気取った奴ら」と呼び、自分のバンドのファン層を誇りに思っていると語っている。
率直な意見を語ることで知られるフロントマン、コリィ・テイラーは、ラスベガスを拠点とする『ザ・レヴュー・ジャーナル』誌に対し、もしバンドを成功させたくなかったなら、最初から公の場所で演奏しなければいいと語っている。
「俺はいつもこういったバンドの奴ら、名前は言わないけどさ、と話をするたびにイラっとするんだ。彼らは馬鹿げたエリート気取りだよ」とコリィ・テイラーは語っている。「彼らはいかにも関係ないぜっていう空気を漂わせているんだ」
「彼らは、成功を恥とさえ思っている。それならなんで地下室を離れてしまったんだろう? わかる? それならどうしてライヴを始めたんだ? 地下で、そのまま自惚れたクソ野郎として、音楽を作って自分だけで楽しんでいればよかったのに。言ってることは全部嘘っぱちだね」
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