
Photo: GETTY
ビリー・コーガンはなぜ自分が「群衆」から攻撃されるのかについて説明する長文のメッセージをインスタグラムに投稿している。
スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンは再結成をめぐってオリジナル・ベーシストであるダーシー・レッキーとのやりとりが批判を受けている。先日、ダーシー・レッキーはビリー・コーガンとのやりとりを撮影したスクリーンショットを公開していた。
今回、ビリー・コーガンは円に1本の線が入った自身の手首のタトゥーの写真を公開し、次のように綴っている。「この世界で最も危険なものは自由な精神や自由な心、自由意志なんだ。社会ないしは文化(いいかい、常に一緒とは限らないんだ)は集団の総意を通して定義される。しかし、歴史を通して本当に頻繁に、群衆の精神病理的傾向が完全に間違っていることがあるんだ」
彼は「群衆」が「コントロールできないもの」を嫌い、「逆説を主張する象徴的な存在」を「いわゆる自分たちの主導権」に対する「脅威」と見なすとしている。「驚きとさすらいの人生を通して、(そうした古くさい警句を乱用することに)もしうまく寄り添ってやっていさえすれば、僕の人生はもっと違って、素晴らしく、輝かしいものになっていたかもしれないというパターンをずっと想像してきたんだ」
その上でビリー・コーガンは「新たな月の光」が状況をクリアに見ることを助けてくれるとし、読者に対して「自身の夢に反対するものに注意する」ことで「個人では弱いから数学を拒否して、2+2=5になるなどと言わなければならない激怒した群衆の悪臭に気づく」ことができるとしている。
また彼は「群衆のバイアスがかかった人」はこの文章を「不平」として読むかもしれないが、「そういうものではない」としている。「僕の心は自由だし、僕は笑顔だし、神のことを愛しているんだ。狂人のダラダラとした文章なんて子供の笑い声とさして変わらないだろ。だから、みんなが自分自身の虹を見つけることを願ってるよ」
スマッシング・パンプキンズはジェイムス・イハ、ジミー・チェンバレンというオリジナル・メンバーと共に再結成ツアーを行うことを先日発表している。ダーシー・レッキーはツアーには参加しない。
また、バンドは新曲のレコーディングを終えたことも明らかにしており、今回のレコーディングを「スマッシング・パンプキンズのレコーディングでも最もお気に入りの瞬間の1つ」としている。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



