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スティーヴン・ホーキング博士が享年76歳で亡くなったことを受けて、世界中から追悼の意が表明されている。

著名な物理学者であるスティーヴン・ホーキング博士は、ベストセラーとなった『ホーキング、宇宙を語る』で知られており、現地時間3月14日の早朝にケンブリッジの自宅で穏やかに息を引き取ったとされている。

子供のルーシー、ロバート、ティムは声明の中で「最愛の父親が本日亡くなったことを深く悲しんでいます。彼は偉大な科学者であり、類稀な人物でした。彼の功績と遺産は長年にわたって生き続けるでしょう。才気とユーモアを湛えた彼の勇気と粘り強さは、世界中の人々に感動を与えました」と述べている。

「彼はかつてこう言いました。『そこに愛する人たちがいないのなら、宇宙なんて大したところじゃない』と。彼を忘れることは一生ないでしょう」

この訃報を受けて、各界の著名人が彼に対して敬意を表しており、ポップ・カルチャーからも追悼の声が上がっている。

「著名な物理学者であり、科学のアンバサダーだったスティーヴン・ホーキングに思いを馳せています。彼の理論の数々は宇宙の様々な可能性を解き放ちました。そして私たちが、世界がその可能性を今も探索しています。どうか、微小重力の中でスーパーマンのように飛び回っていますように。2014年に宇宙ステーションにいる宇宙飛行士たちにあなたがおっしゃったように」

ケイティ・ペリーは「円周率の日を数時間前にして、私の心には大きなブラックホールが開いてしまった。ご冥福をお祈りします。スティーヴン・ホーキング、来世でお会いしましょう」と綴っている。

一方で、フー・ファイターズはスティーヴン・ホーキング博士の名言を引用して次のようにツイートしている。「『足下を見るのではなく、星を見上げることを忘れないで』、ご冥福をお祈りします、スティーヴン・ホーキング。あなたは紛れもない伝説でした」

エアロスミスのスティーヴン・タイラーは次のようにツイートしている。「あなたはこの宇宙を私たちの誰よりもよく知っていました。そして、今は宇宙の一部となってどこか遠くで遊んでいることでしょう。あなたはこの世界を変え、大きな影響を残しました。とんでもない天才であるあなたのことを、すぐに忘れることなどできません。いつまでも感謝し続けますし、ホーキング一家に神の恩恵を。スティーヴン・ホーキングに神のご加護を」

スティーヴン・ホーキング博士や彼の業績についてのドキュメンタリー映画を1991年に製作した映画監督のエロール・モリスは次のように述べている。「いつかは必ず起こることでした。私たちは幸運にも本当に長い間、彼とともに生きることができました。しかも、私は彼と仕事ができて幸運でした。本当に素晴らしい人物です。スティーヴン・ホーキング。愉快でひねくれていて、そして言うまでもなく天才でした」

ナンシー・シナトラもスティーヴン・ホーキング博士の名言を引用して次のようにツイートしている。「『同じような身体障害者の方々に僕からアドバイスがあるとすれば、自分の身体能力が足枷となってしまわないようなことに全力を注いでください。そして、障害のせいでできないことがあっても後悔しないでください。身体だけでなく精神まで不自由にならなくていいのです』あなたが星になる旅に幸運を」

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