パール・ジャムが2016年以来となるフルセットのコンサートを現地時間3月13日にチリのサンティアゴで行っている。
パール・ジャムはこの公演で新曲“Can’t Deny Me”をライヴでは初披露している。エディ・ヴェダーはこの曲をスペイン語で紹介し、チリの学生がフロリダ州パークランドの生徒たちをサポートするために抗議の声を上げていることについても触れ、パークランドで起きた銃乱射事件の生存者たちや抗議の声を上げている人々にこの曲を捧げている。
エディ・ヴェダーはさらに“Come Back”をクリス・コーネルに捧げている。このパフォーマンスの前に、彼はこの曲を「クリスに捧げる」と述べている。エディ・ヴェダーは昨年のソロ・ツアー中にも彼について語っており、追悼の意を捧げていたが、彼の名前を明確に挙げたのは今回が初めてとなる。
観客が撮影した“Can’t Deny Me”のパフォーマンス映像はこちらから。
https://www.youtube.com/watchv=6-HTUmx3pL4
エディ・ヴェダーは昨年6月、自身の公演でクリス・コーネルについての感動的なスピーチを行っている。
「彼は俺にとって単なる友人ではなかった。俺は兄のように慕ってたんだ」とロンドンのハマースミス・アポロで行われた自身の公演で聴衆に語りかけている。
「事件について聞いた2日後、確か2日目の夜だったと思うんだけど、俺たちは彼が好きそうな水辺の小屋に泊まっていたんだ。そしたら夜中の1時30分頃に思い出が一気に蘇ってきてさ、俺は目を覚ましたんだ。大切な思い出だよ。ずっと考えていくことになる思い出さ。その思い出は強靭な筋肉のようだった」
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