イギリス独立党元党首のナイジェル・ファラージは自身のポッドキャストにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの名前をもじった名称をつけたことで批判を浴びている。
反体制的なスタンスで知られ、政治的なメッセージを公言しているレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、ナイジェル・ファラージが自身のポッドキャストを「ファラージ・アゲインスト・ザ・マシーン」と名付けたことを受けて、それを批判するツイートが週末にトレンド入りを果たしている。
ファンが運営しているとはいえ、バンドからの承認を得ているツイッター・アカウント「@RATM」は次のようにツイートしている。「この姑息な小便野郎こそがマシーンなんだ。無意味な非難に満ちた戯言をふりまいているんだからね。だから、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーは最初からこういう奴には反対なんだ」
Failed right-wing British politician Nigel Farage has called his podcast ‘Farage Against The Machine’
This pissweasel IS the machine – peddling the sort of inane, blame-heavy bullshit that the guys in @RATM have been raging against since day one…#FuckNigelFarage
— Rage Against The Machine (@RATM) March 10, 2018
ギタリストのトム・モレロは以前にもナイジェル・ファラージを非難するツイートを行っている。「イギリス独立党とナイジェル・ファラージへ。“Killing In The Time”をレイシストと右翼の集会で使うのはやめてくれ。俺たちはあなたの支持するあらゆるものに反対してる。やめてくれ」
Hey UKIP & Nigel Farage: Stop using "KILLING IN THE NAME" for ur racist/rightwing rallies. We are against everything u stand for. STOP. IT.
— Tom Morello (@tmorello) September 21, 2012
“Killing In The Time”や“Sleep Now In The Fire”等で知られるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2000年に一度解散しており、その後2007年から2011年にかけてワールド・ツアーのために再結成している。メンバーのトム・モレロ、ティム・コマーフォード、ブラッド・ウィルクは現在サイプレス・ヒルとパブリック・エナミーのメンバーと共にプロフェッツ・オブ・レイジを結成しているほか、フロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャはソロ作品に取り組んでおり、また、ティム・コマーフォードはワクラットというバンドのメンバーとしても活動している。
プロフェッツ・オブ・レイジはVans Warped Tour Japanに出演するほか、名古屋と大阪で単独公演を行うことも決定している。
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