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先日、兄のノエル・ギャラガーがイギリス東海岸の都市、ハルをゴミ溜めと呼んだのを受けて、リアム・ギャラガーは同都市にオープンする新たなライヴ会場のこけら落としをやりたいと述べている。

ノエル・ギャラガーは現地時間3月5日に行われたアメリカのテキサス州オースティン公演で、はるばるハルからやってきた一団がハル・シティ・F.C.のチャントを歌いだしたのを受けて、次のように尋ねている。「お前ら、イギリス人か?」

「勘弁してくれ。どこの出身だ? やめてくれよ、ニューキャッスルとか、リヴァプールとか、リーズとか言うのはさ。まさかあのヨークシャーか?」と彼は続けている。「みじめな気持ちにならないでほしいけどさ、あそこはマジでゴミ溜めだぜ。最高なのは橋だけだ。あそこにあるのは、あの橋だけなんだ。ひどい街だ。悪く取らないでくれよ」

ハルのハンバー橋は1981年に開通しており、1998年に覆されるまでのあいだ、世界で最も長い吊橋だった。現在では8番目の長さになっている。

MCの模様はこちらから。

https://twitter.com/scyhodotcom/status/970937543905726464

これを受けてリアム・ギャラガーはハルについて「大好きだよ」とツイートしていた。

今回、「最大3500人収容の音楽やイベントの最新複合施設」だというハル・ヴェニューは、ツイッターでリアム・ギャラガーに対して同会場のこけら落としをやることで「ハルの観客がどれだけ素晴らしいか、ノエルに見せつけたくはないか」と呼び掛けている。

リアム・ギャラガーはこの呼び掛けを受けてこけら落としをぜひやりたいことをツイッターで表明している。「日程を送ってくれ。もし近くにいたら、ぜひやりたいね。ハルは大好きだよ」

なお、ノエル・ギャラガーにハルを酷評されたファンは次のように語っている。「俺たちはみんな、もっと酷いことも言われてきたよ。それはよくある誤解だったり、古くさいハルの見方だったりするわけだけど、彼はステージ上で何かをこき下ろすことで有名なわけでさ。他のことなんか予想できないわけでね。笑えることを俺たちに言ってくれたんだよ。それに俺たちはずっと本当に最高の時間を過ごしたわけだしね」

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