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ザ・クランベリーズはドロレス・オリオーダンとの最後のアルバムをリリースする予定であることを発表している。

ドロレス・オリオーダンは2018年1月15日に亡くなっている。ドロレス・オリオーダンはレコーディング・セッションのために訪れていたロンドンのホテルの部屋で発見されている。享年46歳だった。

バンドは公式サイトへの新たな投稿で、新たなアルバムと1993年発表の『ドリームス(Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We? )』の25周年記念盤をリリースすることを発表している。この2つのプロジェクトはドロレス・オリオーダンの生前から取り組んでいたものだという。

「明らかにすると、バンドは昨年夏からユニバーサル・ミュージックと25周年記念盤に取り組んできました。こちらには新たにリマスターされたアルバムに加え、デビュー・アルバム期の未発表音源やボーナス・マテリアルが収録されます」

さらに、25周年記念盤については25年前にアルバムがリリースされた今月のリリースが予定されていたが、ドロレス・オリオーダンが亡くなったことを受けて、一時凍結していたと述べている。

「ここ数週間にわたって、取り組んできたプロジェクトについて再検討しました」とザ・クランベリーズは述べている。「熟慮の結果、我々は取り組み始めたものを完成させることを決断しました。バンドとして、ドロレスと一緒に取り組み始めたものだったので、進めて完成させるべきだと考え、判断したのです」

公式サイトによれば、25周年盤は「今年中に」リリースされるという。それに、今後完成させることになる新たなスタジオ・アルバムが続く形になる。ドロレス・オリオーダンは既に新作のヴォーカルのレコーディングを済ませており、新たなアルバムについては来年の前半にリリースしたいとバンドは述べている。

ドロレス・オリオーダンの死因は4月3日以降に発表される予定となっている。1月の検視の段階で、検視官のスティーヴン・アールは死体解剖が行われ、様々な調査をした上で発表されるとしている。

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