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デヴィッド・バーンは、ニュー・アルバム『アメリカン・ユートピア』で男性のミュージシャンとしか共演していないことを謝罪している。

デヴィッド・バーンは、14年ぶりの新作となる『アメリカン・ユートピア』でブライアン・イーノやジャック・ペナーテ、昨年のマーキュリー・プライズ受賞者であるサンファらとコラボしている。

デヴィッド・バーンは先日、新作に参加した多くの男性アーティストたちの楽曲を集めたプレイリストを公開している。

3月9日に控えたリリースを前に、デヴィッド・バーンはソーシャルメディアで新作に女性アーティストが1人も参加していないことに言及している。

「問題を提起してくれた人たちに感謝するよ。これは僕にとっても重要なことだ」とデヴィッド・バーンは述べている。

「女性の不在は問題だと思うし、これは僕たちの業界でも蔓延していることだ。このアルバムのために女性を起用したり、コラボレーションしなかったことを後悔しているよ。馬鹿げているし、僕らしくない。これは間違いなく僕のこれまでの活動に沿ったものではないよ」

デヴィッド・バーンは自身について「怠慢」だったとした上で、次のように綴っている。「このことが話題になるような時代に生きていることを嬉しく思うよ。いかに自分が世の中に対して自分が最適だと思う方向に進んで欲しいと憤っていても、時に自分もその問題に加担してまっているということには、なかなか気がつけないんだ」

「僕は自分自身を『そういう奴らの1人』だと思ったことはないけど、もしかするとある程度はそうなのかもしれない。みんなからの反響はいい教訓になったよ。ありがとう」

デヴィッド・バーンの声明全文はこちらから。

デヴィッド・バーンは以前、アルバムの『アメリカン・ユートピア』というタイトルについて次のように語っている。「このタイトルは特定のユートピアについて言っているのではなくて、どんなことが起こり得て、実際可能なのか、そうしたことについての切望や苛立ちや大志や恐怖や希望について言っているんだ」

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