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エド・シーランは末期症状の少女が鎮痛治療を求めて法廷闘争を行っているのを受けて、50000ポンド(約730万円)を集めるのを手助けしている。

エド・シーランは2016年に病院を訪れて、11歳のメロディーに会っており、今回サインしたギターを両親に寄付している。

メロディーは脳の発達障害であるレット症候群という不治の病にかかっている。病気のためにメロディーは歩いたり会話をしたりすることができないが、両親によれば、病院は鎮痛治療を取り下げる予定になっているという。

昨年10月、メロディーの両親であるカリーナ・ドリスコルとナイジェル・ドリスコルは、ロンドンのキングス・カレッジ病院からモルヒネとステロイドがメロディーの肝臓に損傷を与えており、その治療をやめさせたいと言われたとしている。

https://twitter.com/KazzMarie/status/968536489901613056

しかし、両親は50000ポンドの費用がかかる訴訟を起こしている。裁判が進めば、両親はメロディーの親権を奪われる可能性もあるという。

両親は寄付されたギターとメロディーの写真をツイッターで公開し、エド・シーランの援助に「感激している」と述べている。

カリーナ・ドリスコルは『ザ・ミラー』紙に次のように語っている。「私はメロディーに痛みを伴う5年よりも幸せな1年間を過ごしてほしいのです」

「今となっては親として私たちが持っている権利はほとんどないということを分かっています。でも、諦めません」

彼女は次のように続けている。「こうした形で彼が私たちのことを考えてくれていることは素敵なことです。オークションを行うので、エド・シーランのファン全員に平等なチャンスがあります」

『ザ・サン』紙によれば、ロンドンのキングス・カレッジ病院はこの件についてコメントを発表していないとのことだが、「とられた方針は我々の患者にとって最善の利益になります」と語っているという。

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