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アイアン・メイデンは、2016年に行う最新作『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』のツアーの最初の詳細を発表している。

アイアン・メイデンは、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの公演を発表しており、カナダ、メキシコ、コスタリカ、アルゼンチン、チリ、ブラジル、日本の日程が、ヨーロッパの長期に亘る日程に追加される見込みとなっている。

アイアン・メイデンは中国とエルサルバドルで初めてとなる公演も予定しており、南アフリカの公演は9月17日から、オーストラリアとニュージーランドの公演は9月24日からチケットの発売が開始される。アイアン・メイデンは、4月29日から5月21日までの日程で、ニュージーランドとオーストラリア、南アフリカの公演を予定している。日本公演は4月に予定されている。

バンドはオフィシャル・サイトに掲載した声明のなかでワールド・ツアーの計画があることを認めていた。ブルース・ディッキンソンは、「エド・フォース・ワン」と名付けられたボーイング747-400を公演地に向けて操縦する予定となっている。

バンドは、メキシコ公演や初となるエルサルバドル公演、コスタリカ公演、アルゼンチン公演、チリ、複数のブラジル公演といった中央・南アメリカでの公演の前に、3月にアメリカで3公演を行う予定となっており、3月末にもう一度アメリカに戻って、カナダ公演を含むライヴを10都市で行うという。

「ツアーに戻れるのが待ちきれないよ」とブルース・ディッキンソンは声明の中で語っている。「来年2月のアメリカ公演からツアーはスタートするんだけど、最後にやったソニスフィアでの公演から19ヶ月ぶりとなるんだ。だから、ツアーをやりたくてたまらないんだ。アイアン・メイデンにとってツアーは生き甲斐だし、ファンの元に届けたいんだよ。それこそ俺たちにできる最高のことだからね。クルーや機材と新たなジャンボ機、エド・フォース・ワンに乗り込んで、世界中を回って、みんなのためにステージに戻ってくるのは気持ちいいだろうな」

「今、新たなショウを作っている真っ最中で、ファンのために、とんでもないショウにするべく、俺たちは今全力で取り組んでいるんだ。待ってくれた分、価値のあるものにはなるから」

アイアン・メイデンは9月4日にニュー・アルバム『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』をリリースし、アルバム・チャートの1位を獲得している。

また、アイアン・メイデンのフロントマンであるブルース・ディッキンソンは、彼のかかった癌の怖さについて語り、原因が性感染によるHPVウイルスの可能性があったことを明らかにしている。

ブルース・ディッキンソンは舌の裏側で癌細胞が成長していると診断され、7週間に亘る化学療法を受けていたが、今年の5月に完治を告げられた。

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