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ディプロやジョン・レジェンドを初めとしたミュージシャンたちが、アメリカで加熱する銃規制の是非についての議論に自身の意見を述べている。

銃規制に関する議論は、現地時間2月14日に米フロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた、14人の生徒を含む17人が亡くなった悲劇的な銃乱射事件をきっかけに全米に広がることとなっている。事件以来、事件の生存者たちを初めとした全米の若者たちが行動を起こし、全米ライフル協会(NRA)から多額の寄付金を受け取っているドナルド・トランプ大統領ら政治家を批判する動きが広まっているほか、銃規制を求める声が高まっている。

全米に広がる銃規制を求める若者らの声を受けて、CNNは『スタンド・アップ:ザ・スチューデンツ・オブ・ストーンマン・ダグラス・ディマンド・アクション』と題して、犠牲となった生徒のクラスメイトや遺族らがフロリダ州議員に対して銃規制を訴えた討論会を放送している。

2時間弱に及んだ討論会の中で共和党議員のマルコ・ルビオやNRAのスポークスマンであるダナ・ローズらは、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校での悲劇的な事件を受けて規制を強化するよう訴えた生徒や先生、保護者らに対して反対の立場を取っている。

討論会で交わされた議論の中で、キャメロン・カスキーという生徒はマルコ・ルビオに対して「もうNRAからは1口も寄付を受け取らないと私に言えますか?」と質問している。また、乱射事件で娘を亡くしたフレッド・グッテンベルクはマルコ・ルビオに対して彼やドナルド・トランプ大統領の事件に対するコメントは「痛ましいほど説得力がない」と訴えている。

番組はこちらから。

生中継を受けて、オンライン上でも銃規制の是非に関する議論が広まりを見せている。

ジョン・レジェンド、ディプロ、トーヴ・ロー、ゼンデイヤはこの議論に対してオンラインで自身の考えを表明している。

「武器商人たちは軍備拡張競争を好むんだ」

「クレイジーだよ。俺たちの国の子供たちが、生きさせてくれって政治家にお願いしてるんだ」

「つまり、ティーンエイジャーはアサルトライフルは持っていいけど自分の意見は持っちゃいけないのか?」

「銃規制がもたらした効果を示したデータ。規制は銃による事件ではなく大量殺害を防ぐためのものだとハッキリと示してる。僕らが抱える銃暴力の問題からしたらわずかな数字だけどね。それでも、アメリカに蔓延する銃虐殺を終わらせる重要な一歩になるはずだ」

「NRAの支援を受けているすべての政治家たちが提案しているのは、より多くの銃が売買されることになる解決策だっていうことに注目して欲しい。どうしてそうなるんだろうね」

「(ドナルド・トランプ大統領が「教師が銃で武装していればこのような事件は防げる」と発言したことに対して)これが議論の対象になっていることも不条理だよ。でもこのスレッドは素晴らしいよ。学校での銃撃事件を防ぐには教師が銃を持つことだっていう『まったくもって馬鹿げた』考えがなくなるきっかけになることを願うよ」

「僕たちは教師に『教えてもらう』ことにすら十分な報酬を支払えていないんだよ。今度はこの馬鹿な奴らが教師に武装した警備員っていうもう1つの仕事を求めてるんだ。子供たちは銃犯罪者から身を守るためのマニュアルすら持っているような世代だしね」

「若者たちはすごく力強いわ」

「ティーンエイジャーのこの子たちに感動して心を動かされたわ。トラウマになるような経験をしたのに、さらなる悪に立ち向かう彼らの強さにね」

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