パンク・ファッションの巨匠として知られるジュディ・ブレイムが亡くなった。享年58歳だった。
本名をクリス・バーンズというジュディ・ブレイムが最初に脚光を浴びたのは1980年代のロンドンで、そのパンクな審美眼に強く影響されたデザインとテムズ川で拾い集めてきた骨とチェーンをつかったジュエリーによって名声を得ることとなった。
ニュー・ロマンティック・シーンへの関与でも知られ、共同で主催していたクラブのパーティー「ヘヴン」にはデュラン・デュランやスパンダー・バレエの面々がよく訪れていた。
自身のアプローチについて彼はパンクのDIY精神に大きな刺激を受けたと説明している。
「俺たち(イギリス人)に金がないなら、俺たちはイマジネーションを使わなければならない」と彼は以前に語っている。「よくテムズ川に行って、ゴミをあさっていたんだ」
その後のキャリアではルイ・ヴィトンやコム・デ・ギャルソンとコラボレーションを行い、ビョークやカイリー・ミノーグのデザインも手掛けている。
コラボレーションを行っていたボーイ・ジョージはツイッターで次のように追悼の意を表している。
「僕の友人、ジュディ・ブレイムよ、安らかに。彼は美しくて、才能に溢れていて、ものすごくお茶目だったんだ。ファッション界にとっての巨大な喪失だし、ロンドンはレジェンドを失ったんだ」
R.I.P to my friend Judy Blame who was beautiful, talented and arch as hell. Fashion has a huge void in it and London has lost a legend! pic.twitter.com/CcgLGiv0SP
— Boy George (@BoyGeorge) February 20, 2018
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