Photo: GETTY
リアム・ギャラガーは、2002年にミュンヘンで起きた悪名高い事件についてドイツの警察が「彼の前歯を抜いた」と主張している。
リアム・ギャラガーは2002年にオアシスでドイツをツアーしている最中に喧嘩に巻き込まれ、前歯を2本失っている。この事件についてバンドは「若者の一味からの一方的な攻撃」に巻き込まれてしまったと言われている。
リアム・ギャラガーは『ガーディアン』紙のインタヴューの中で今回、彼の前歯2本は意識のない間に「ドイツ警察の野郎どもにペンチで抜かれた」と主張している。
「もし口を殴るとしても、ブ厚い唇があると思うだろ？ でも、俺にはブ厚い唇なんてないわけでさ」とリアム・ギャラガーは語っている。「それでも、やっている間は口笛くらい吹いてたわけでね。あの時起こったのはこういうことなんだ。俺がロビーのどっかで警官を蹴ったことで、事態がまずくなったんだよ。そう思うな。だって、その後、俺は刑務所なんかで目を覚ますことになったわけだからね。だから、奴らはワゴン車の後ろで俺の頭を一発やったんだろうな。『くたばれ、バカ野郎』とか言ってたと思うしさ。それで歯がまったくもって完璧に抜けてたんだ。あいつたは『ああ、お前が階段を上ってたら、踏み外してそれで強打したんだろ』なんて言ってたけどさ。だけど、歯がなくなってたんだぜ？」
「あんなふうに歯が完全に抜けるなんてことはないだろ。監房の中で目が覚めたら、俺は手錠をかけられて、歯がなかったわけでね。それでも口笛は吹けたし、他には何も跡はなかったけどね。だから、俺としては奴らが俺の歯を抜いたんだと思うね。まあ、それも俺が連中の一人をやっちまったからだけどさ。これがあの時起こったことなんだ」
事件当時、オアシスは次のような声明を発表している。「オアシスのメンバー数人とその一行は、昨夜ミュンヘンのクラブで若者のグループから一方的に攻撃を受けた被害者です。リアム・ギャラガーは現在も、折れた歯数本を含む顔の怪我が完治していません。またオアシスのセキュリティガードのうちの2人は、病院での手術が余儀なくされました。1人は殴られて気を失っていました」
「襲撃者たちは、警察が到着する前にその場から去ってしまいました。警察はリアム・ギャラガーを含むオアシスの一行について、その事件に関与しているのかを尋問するために地元の警察署まで連れていきました。逮捕されていた全員が、後に罰金なしで解放されています」
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