ミューズは新たなインタヴューで東京でレコーディングしたい思いがあることを明かしている。
ミューズは2月15日に最新シングル“Thought Contagion”をリリースしている。この曲のプロデュースはバンドと、『アブソルーション』、『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』にてタッグを組んだ盟友リッチー・コスティが手掛けている。
新曲のリリースを受けて「Beats1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演したミューズはインタヴューの中で、世界のどこでレコーディングを行いたいかを尋ねられている。
「東京で仕事するっていうアイデアは常々気に入っているんだ、本当にね」とフロントマンのマシュー・ベラミーは語っている。「東京にいるときはいつも楽しいんだよね。実際、昨年それをやろうとしていたんだ。12月にライヴで行った時にストリングスのセッションをやることを計画していたんだよ。『ここでなら僕たちは何かできるだろうな』と思ってね。でも、作業に取り組むには興味深い街だと思うよ。だって、街がクレイジーだし、エネルギーに溢れてるからね」
インタヴューでは次のアルバムのサウンドについてもバンドは語っている。
「今のところ、すごく様々なサウンドになってるんだ」とドラムのドミニク・ハワードは語っている。「確かなことは前作(『ドローンズ』)とはかなり違っているということでね。前作はすごくロックで、ギターとリフって感じだったけど、今回のはそういうサウンドじゃないんだ。間違いなくより実験的で、僕らがいじり回した、おかしなシンセなんかが入ることになるね」
マシュー・ベラミーは次のように続けている。「たくさんの時代をブレンドしたいんだ。クラシックの初期ロマン派とかね! そんなささやきがあったんだ。ロマン派時代のピアノとコンピューター・ゲーム音楽みたいな80年代のシンセサイザーをちょっと混ぜたらすごくクールな曲になってね。この組み合わせって普通はやらないだろうけどうまくいったんだ! “Algorithm”って呼んでる曲なんだけどね」
マシュー・ベラミーはシングルのリリースを続けていることについて先日、次のように語っていた。「アルバムの前に“Dig Down”のようなシングルを出せることはいいことでさ。次のアルバムを出す前に少なくとも3曲以上は出すつもりだよ」
「みんなは創作の過程を見られるわけで、曲を書いてレコーディングしたら、すぐに出すつもりなんだ」
彼は次のように続けている。「アルバム全体としては長く待たせてしまうけど、その前に何曲か聴けるようになるわけだからね」
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