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ロードはイスラエルのテルアビブ公演をキャンセルしたことがフロリダ州の州法に反することになるとして、公演のキャンセルを求める同州の政治家から批判を受けている。

ニュージーランド出身のシンガーであるロードは、今年の6月5日にテルアビブでの公演を予定していたものの、ボイコットするよう求める多くの声を受けて昨年12月24日に公演をキャンセルすることを発表している。公演を行うことはイスラエルによるパレスチナ人支配を支持することになるとの声が寄せられていた。

今回、フロリダ州のある政治家は同州で行われるロード公演をキャンセルするよう求めている。『フロリダ・トゥデイ』紙の報道によれば、フロリダ州は2016年にイスラエルへのボイコット運動に加担した組織や政党による100万ドル(約1億600万円)を超える規模のビジネスを禁止する法律を制定している。フロリダ州議会議員であるランディ・ファインはロードの公演が予定されているマイアミとタンパのライヴ会場に4月の公演をキャンセルするよう求めている。

ランディ・ファインはフェイスブックに発表した声明で次のように述べている。「イスラエルという国を損なわせる反ユダヤ主義やボイコット運動をフロリダ州は決して容認しません。ロードが12月にボイコットに加担した時から、彼女とその会社は法令の適用対象となったのです」

「マイアミやタンパに住む納税者の皆さんが偏見や反ユダヤ主義を促進することがあってはいけないのです。マイアミのスポーツ・エキシビション局とタンパのスポーツ局が法律を遵守し、ロードのコンサートをキャンセルさせることを切に願っています」

一方、米イスラム関係評議会によって公演のキャンセルを求める声に抗議するための運動も立ち上げられている。「ピッチフォーク」によれば、ロードのコンサートは現時点で予定通り開催される見込みだという。

ロードは先月、ニュー・ヨークでのライヴでもテルアビブ公演のキャンセルをめぐって観客から野次を飛ばされている。

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