ザ・フォールのフロントマンであるマーク・E・スミスのお別れの会が今週開催されたが、乱闘に発展したという。
マーク・E・スミスは今年1月に享年60歳で亡くなっている。
マーク・E・スミスは現地時間2月7日にマンチェスターのブラックリー火葬場で火葬されたという。その後、マーク・E・スミスの地元であるプレストウィッチのウッドスロープ・ホテルでお別れの会が開催されている。
2001年から2006年までザ・フォールのギタリストを務めたベン・プリチャードは『ザ・ミラー』紙に次のように語っている。「マーク・E・スミスのお別れの会から妻となんとか逃げ出してきたところなんだ。火葬は素晴らしく、感動的なものだったんだけどさ。でも、お別れの会は30分も経たないうちに瓶が投げられ、みんなに飲み物がかけられることになったんだ」
「まったくもって失礼な話だけどさ」とベン・プリチャードは続けている。「彼は気に入ったと思うよ。僕もこうなるんじゃないかとは思ってたけど、そうならないことを望んでいたけどね」
2000年から2003年までベーシストを務めたスティーヴ・エヴェッツも次のように語っている。「言うなれば、ザ・フォールのライヴのようだったね。おかしな連中がいて、おっ始まったんだ」
「マークも他のやり方はしなかったと思うよ。僕らはマークを愛しているからね」
サルフォード出身のマーク・E・スミスはマンチェスター・フリー・トレード・ホールで行われたセックス・ピストルズのライヴに行ったことを受けて、1976年にザ・フォールを結成している。その2年後にザ・フォールはデビューEP『ビンゴ・マスターズ・ブレイクアウト!』をリリースし、最も影響力を持ったポスト・パンク・バンドの一つとなっている。多作だったザ・フォールは31枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、最新作は昨年リリースされた『ニュー・ファクツ・エマージ』となっている。
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