詩人で、グレイトフル・デッドに歌詞を提供していたジョン・ペリー・バーロウが亡くなった。
ジョン・ペリー・バーロウは1971年から1995年まで“Cassidy”、“Mexicali Blues”、“Black-Throated Wind”など、グレイトフル・デッドの数多くの楽曲に歌詞を提供している。
報道によれば、現地時間2月7日、彼は睡眠中にこの世を去ったという。享年70歳だった。
グレイトフル・デッドのボブ・ウィアーはツイッターで追悼のコメントを投稿している。「みんな知っての通り、人生というのは儚いものだけど、僕らが仕えたミューズについてはそうではないんだ。ジョンは人生で最も困難なことを取り上げて、そうしたものを挑戦、ひいては冒険として位置づけるすべを持っていた。その点において彼は敬服されることになったし、見習われることにもなったんだ。彼は僕たちが書いた曲の中で生き続けるよ」
This life is fleeting, as we all know – the Muse we serve is not. John had a way of taking life’s most difficult things and framing them as challenges, therefore adventures. He was to be admired for that, even emulated. He’ll live on in the songs we wrote… pic.twitter.com/E29drq80du
— Bob Weir (@BobWeir) February 8, 2018
ジョン・ペリー・バーロウは、グレイトフル・デッドとの仕事のほか、熱心な活動家としても知られ、インターネットの自由やデジタル著作権を守るための活動でも知られている。1990年には電子フロンティア財団(EFF)の設立に貢献している。
EFFの代表のシンディー・コーンは、声明の中で次のように語っている。「我々はバーロウと彼の聡明さを今後何十年と惜しみ続けることになるでしょう。そして彼は、常にEFFにとって不可欠な一部分であり続けるのです」
「我々が今日知り、そして愛用するところのインターネットは、その大部分がバーロウのヴィジョンとリーダーシップのおかげで存在し、繁栄できていると言っても過言ではありません。彼は常に、インターネットを自由の根本となる場所として考えていました。すなわち、ずっと封じられていた声を聞き届けてくれる相手が見つかり、物理的な距離にかかわらず、人々が繋がれる場所として考えていたのです」
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