Noel

Photo: NME

ノエル・ギャラガーが5月20日の水曜日に行われたロサンゼルスのライヴでカート・コバーンの娘であるフランシス・ビーン・コバーンに曲を捧げた。

ロサンゼルスのオルフェウム・シアターで行われたライヴでノエルは彼女に曲を捧げ、ショウの後にはバックステージで面会を果たし、その模様はフランシス・ビーン・コバーンのツイッターにアップされている。「今日の夜は何をしてた? @NoelGallagher、一緒につるんで、曲を捧げてくれて、至るところで最高で、本当にありがとう」というコメントが添えられている。

フランシス・ビーン・コバーンによるツイートはこちらから。

4月にフランシス・ビーン・コバーンは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでオアシスを大好きなことを明かしており、彼女の父親によるニルヴァーナよりもブリットポップを好んでいることを表明している。彼女は次のように語っていた。「ニルヴァーナはそんなに好きじゃないの。ユニバーサルのプロモーションの人たち、ゴメンね。それよりはマーキュリー・レヴとか、オアシスとか、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーとかのほうが好きかな。グランジのシーンはあんまり興味ある訳じゃないんだよね」そのうえで彼女はこうも語っている。「でも、“Territorial Pissings”は本当に最高の曲よね」

現在22歳の彼女は、カート・コバーンの生涯を追ったドキュメンタリー映画『Cobain: Montage Of Heck』のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めており、「私は父を知らないけど、きっとこの映画を誇りに思うと思うわ」とコメント寄せている。この映画のプロジェクトについてフランシス・ビーン・コバーンは「少しダークな主題に触れているんだけど、映画を見た後にはカート・コバーンという人がどんな人間であったか、ニルヴァーナのファンの人たちにも、そうじゃない人たちにも教えてくれると思うわ。そういった側面は彼や彼の物語にまつわる神話や、彼のロマンティシズムのなかで失われていたものだと思うの」と語っている。

一方、ノエル・ギャラガーはオアシス時代から続く度重なる決裂について弟のリアムを「絶対に許さない」と語っている。Noiseyの取材に答えた彼は「俺の理屈は、自分の欲しいものすべてにくそったれになればいい。でも、まず最初にギグをやって、それから後でナニすればいい。でも、やつの理屈は常にチンポばっかりだ。それはあの2009年からずっと繰り返してるんだよ」と語っている。

オアシスの2009年の解散についてノエルは当時リアムと一緒に仕事ができなかったことを主な理由としている。最近、タブロイドが報じたところによれば、ノエル抜きでバンドは再結成を画策しているとされ、NMEが確認したところリアムの代理人はこの噂についてノー・コメントとしている。

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