明日のスーパーボウルのハーフタイム・ショウで行われるジャスティン・ティンバーレイクのパフォーマンスでプリンスのホログラムが登場する予定だと報じられている。
ジャスティン・ティンバーレイクは明日、自身のキャリアにとって2度目となる神聖なるハーフタイム・ショウでパフォーマンスを行う予定となっている。2004年、ジャスティン・ティンバーレイクはジャネット・ジャクソンのパフォーマンスにゲスト出演したが、今年はヘッドライナーとしてのパフォーマンスとなる。
ジャネット・ジャクソンをゲストとしてステージに招かないものと見られていたが、今回の新たな報道によれば、彼のパフォーマンスにはプリンスのスペシャルなホログラムが登場するという。2016年に亡くなったプリンスだが、2007年にスーパーボウルのハーフタイム・ショウを行ったことで知られている。
「TMZ」によれば、ジャスティン・ティンバーレイクはプリンスのホログラムを盛り込むことで彼の功績を讃えようとしてるとのことで、今年のスーパーボウルがプリンスの地元であるミネアポリスで開催されることに重要な意味を与えたいと考えているという。
しかし、プリンスと数多くのコラボレーションを行ってきたドラマーのシーラ・Eは、プリンスのホログラムに反対することをツイートしており、次のように述べている。「プリンスは自分のホログラムを誰にもやらせないでくれと言っていました。実現してもクールじゃないからと」
また、『フェイダー』誌によれば、プリンスは1998年の『ギター・ワールド』誌のインタヴューでホログラムの使用を禁じていたという。「デジタル技術によって過去のどんなアーティストとともジャムをできる状況にあります。そういうことを考えてみたことはありますか?」
「まさかあるわけないよね。想像する限り最も悪魔的なことだよ。すべてはそのままで、あるべきなんだからね。デューク・エリントンと僕がジャムすることになっていたとしても、それは同時代を生きていたからだよ。ヴァーチャル・リアリティっていうのはどれも悪魔的だよね。そして、僕は悪魔じゃないからね。ビートルズは(“Free As a Bird”で)ジョン・レノンが墓の向こうから歌っているようにエディットしたけど、そうしたことは僕には起きないよ。そうしたことが実現しないようにすることが、僕がアーティスト・コントロールを求めているもう一つの理由なんだ」
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