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リンキン・パークのマイク・シノダはソロとしてサマーソニックに出演して、ライヴを行うことをソーシャル・メディアで報告している。

マイク・シノダは先週の1月26日に『ポスト・トラウマティックEP』という3曲を収録したEPをリリースしている。リリースを告知するツイートのなかで、「この作品の核心となる悲しみは個人的なもので、私的な体験なんだ。それと同じで、これはリンキン・パークでもフォート・マイナーでもなく、僕によるものなんだ」と述べていた。

サマーソニック2018にソロとして出演することが発表されたのを受けて、マイク・シノダは「日本のみんな、8月にサマーソニックで会おうね」とツイートしている。

マイク・シノダは『ポスト・トラウマティックEP』をリリースしたことを受けて、先日ツイッターで今後の活動についてファンの質問に答えている。

「僕はリンキン・パークを存続させるためのあらゆる意欲があるし、他のメンバーも同じ気持ちだよ。まだ立て直さないといけないことがたくさんあるし、答えるべき質問も残ってる。だから、時間はかかってしまうけどね」

マイク・シノダによるファンとの一連のQ&Aは以下の通り。

(さらなる曲のリリースはあるのか?という質問に対して)「たくさんの曲があるよ。比較的完成が近いのもいくつかある。今日3曲をリリースして、ファンが僕に次は何を求めるのか知りたいと思ったんだ。もし君たちが気に入ってくれれば、僕はそのまま続けていくよ」

(チェスター・ベニントンの追悼公演で披露された新曲“Looking for an Answer”について)「あの曲もまだあるよ。最適な発表の仕方を模索しているんだ! クールなサウンドを施したヴァージョンを作ったんだけど、曲本来の力強さを損ねてしまった気がしていてね。もう一度ピアノだけで作り直してみようかな?」

(2曲目の“Over Again”に入っている車のクラクション音について)「友人から、ビデオっていうのは『シネマ・ヴェリテ』(ドキュメンタリー風の映画)だって言われてね。実世界のものを邪魔しないように撮影したんだ。音楽もそういう風に録っているんだよ。車のクラクションはレコーディング中にマイクに入ってしまったもので、すごくイライラしたけどね」

「今回のプロジェクトでは、『その瞬間の中』で取り組みたいと思ったんだ。僕が何かしらを感じている時に、ヴォーカルを録ったりビデオを撮影したんだよ。例えば、“Over Again”のとあるヴァースは追悼公演をやった日に書いていて、その他のヴァースはその2日後に書き上げたんだ」

「それで、僕はできるだけ早くリリースしたいと思ったんだ。僕がその瞬間を生きているうちに、そして多くの人たちもそれを生きているっていう時にね。一つ一つを完成させたらすぐに、他の人たちにも観て聴いて欲しかったんだ」

(他のアーティトとのコラボレーションの可能性について)「個人的にたくさんのアーティストと親しくしているし、直接の知り合いではない好きなアーティストたちもいる。もしも誰かにこのプロセスに参加してほしいと思ったとしたら、コンセプトについて共通の理解を共有している必要があるんだ。話して、歌って、ラップして、描くために、その瞬間を生きたことがある人でなければいけないんだよ」

(ホームビデオ風のミュージック・ビデオにした理由について)「悲しみというのはとてもパーソナルなもので、僕はD.I.Y.だったり自伝的なフォーマットこそがそれを一番表現できると思ったんだ。そういうわけで、ビデオに関するすべては自分で撮影だったり編集をしたんだ。この方法は違うなって感じるようになるか、作りすぎてしまったって感じるまでは、僕はこれを続けるつもりだよ」

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