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チャーリーXCXは現地時間1月29日、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーの会長であるニール・ポートナウによる、主要4部門における女性の受賞が1部門しかなかったことに対する発言をツイッターで批判している。

昨日のグラミー賞において、ノミネートされていた899人のうちに女性が占める割合がたったの9%であったことや、主要4部門における女性の受賞がアレッシア・カーラが受賞した最優秀新人賞の1部門しかなかったことについて、ニール・ポートナウは『ヴァラエティ』誌に次のように語っている。

「自身の中にクリエイティヴィティを抱えている女性、ミュージシャンやエンジニア、プロデューサーになりたい女性、そして重役として音楽業界に参加したいと思っている女性と共に始める必要があります……(彼女たちは)進歩しなければいけないのです。なぜなら、彼女たちは受け入れられことになると思うからです」

ニール・ポートナウによる発言は音楽業界の多くのビッグ・ネームから反論が巻き起こっており、その一人であるチャーリーXCXはツイッターに次のように投稿している。

「あーあ、今からあなたの顔に歩みを進めてあげるわ」とチャーリーXCXは反論している。「今の女性たちは素晴らしい音楽を作っているけど、一体この男は何を言ってるわけ?」

ニール・ポートナウによる発言に反応を示した著名人はチャーリーXCXだけではない。

P!NKもまたツイッターで発言を批判しており、次のように綴っている。「音楽業界の女性たちは『進歩する』必要なんてない。この世界が始まった頃から女性たちはずっと進歩してきた。進歩したり、身を引いたりね。女性が今年の音楽を制したの。彼女たちはやってくれたわ。そして今年以前のすべての年においてもそう」

「女性たちの才能や成し遂げたこと、大きな困難を乗り越えて毎年女性たちが大いに進歩していることに祝福や敬意の気持ちをもって、私たちは次世代の女性や女の子たち、男の子たちや男性たちに、平等が意味することや、公平というものがどのようなもののか見せていくわ」

レコーディング・アカデミーからは、ニール・ポートナウによる発言に対するコメントは発表されていない。

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