スーパー・ファーリー・アニマルズが10月に開催されるThe People’s Assembly Against Austerity主催の保守党の党大会への抗議を目的としたライヴ・イベントにて、ヘッドライナーを務めることが明らかになった。このイベントにはシャルロット・チャーチもサポート・アクトとして登場する予定となっている。
スーパー・ファーリー・アニマルズは数年間の活動休止を経たものの、4月にライヴに復帰しており、フロントマンのグリフ・リーズは、先の選挙での保守党政権の勝利に先立ち、この選挙について「社会組織に対する深刻な脅威だ」と語っていた。
バンドは今回も反保守党の意向を強く打ち出してきており、ライヴの告知と共に声明を発表している。
声明の内容は以下の通り。「今の政治で起きていることはまさに犯罪であり、僕らの人間性への信念を試している。目にあまるほど意図的な帳簿の帳尻合わせが行われ、国民の富より個人の欲が優先されており、一部の不道徳な人間が守られている一方で、援助されるべき多くの人々は何も与えられずに取り残された状況だ」
「現保守党政権とその前の連立政権は、今までの政権の中で一番必死に、詐欺と恐怖によって国を仕切り、この不均衡を守ろうとしてきた。このライヴで、僕たちは音楽を通し、このような不正に声を上げたい。そして僕たちの音楽を聴いてくれる人に、政財界のエリートたちが本当に国民のためを思っているのかどうか、考えてほしい」
シャルロット・チャーチも今回のイベントへの参加に関し、以下のようにコメントしている。「私はPeople’s Assemblyが主催する、保守党の党大会への抗議イベントに出席します。緊縮政策は私たちを当惑させる、派手な子供だましに過ぎませんが、予算の削減は私たちの生活だけでなく、命までも脅かします」
「現政権の極端な方針は、私たちの自由や権利、未来の経済にとって、本当に脅威です。私達にはこの政府に対し、反対の意を唱える民主的な責任があるのです。そしてみんなで歌うことで、それが可能になります。みんなで良いことをしよう!」
ライヴは10月5日にマンチェスター・アカデミーで行われる予定で、チケットは現在発売されている。特別チケットは10ポンド、標準チケットは15ポンドで、このキャンペーンへの寄付金5ポンドを含むチケットは20ポンドとなっている。
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