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音楽界やポップ・カルチャーの著名人から享年60歳で亡くなったザ・フォールのマーク・E・スミスに対して追悼の声が寄せられている。

バンドのマネージャーであるパム・ヴァン・ダムドことパム・ヴァンダーはバンドのファンに対して現地時間1月24日にこの悲しいニュースを明かしている。

「非常に残念ながら、マーク・E・スミスが亡くなったことをお伝えします。彼は今朝、自宅で亡くなりました。更なる詳細の発表は今後数日中に行われる予定です。また、パムとマークの遺族はこの悲しい時期はプライバシーに御配慮いただければと思っています」

死因については今のところ明らかになっていない。

ザ・シャーラタンズのティム・バージェスも追悼の意を表している一人で、次のようにツイートしている。「僕らがマーク・E・スミスを失ってしまったと聞いて、本当に悲しい。真の妥協なき音楽的異端者だった。天才で、気難し屋で、親交を持てたことが光栄な人だった。さようなら、マーク・E・スミス」

その他の追悼のツイートは以下の通り。

「安らかに、マーク・E・スミス。その音楽に感謝を」

「なんてこと。マーク・E・スミス。最大のヒーローの一人だった。彼をインタヴューしたのは悪夢のようだったけれど(もちろんそうよね)、その後、彼は私を曲に使ってくれた。鋭くて、頭が良くて、触れられないほどクールだった。その音楽に感謝を、マーク・E・スミス」

「最初にアーシュラ・K・ル=グウィンが亡くなって、次はヒュー・マセケラで、今度はマーク・E・スミスだ。カルチャーのアイコンにとってつらい週だね」

「嗚呼、偉大なるマーク・E・スミスが亡くなった。単にインディ・ミュージックの伝説というだけでなく、僕にとってこのジャンルの入口となった人だった。今週はずっとアルバムのA面をかけるよ。ザ・フォールは終わりだけど、万歳、ザ・フォール」

「安らかに、マーク・E・スミス」

「マーク・E・スミス。妥協しないことを知っているアーティストだった。唯一無比で、オリジナルだった。なんたるレジェンドなんだろう」

「ものすごく悲しいわ。さようなら、マーク・E・スミス。知り合うことができてよかったわ」

「マンチェスターの音楽史でマーク・E・スミスほど偉大な人物はいない。巨人だったんだ。彼との比較で言えば、他の人たちは日和見主義者や出世主義者だよ」

一方、作家のジョン・ニーヴンはマーク・E・スミスとモリッシーの関係について興味深い回想を披露している。

「マーク・E・スミスが大好きな理由はたくさんあるけど、かつて彼がモリッシーに陽気な感じで『やあ、スティーヴン!』と絶えず挨拶していたのはトップクラスにならざるを得ないね」

昨年8月、ザ・フォールはマーク・E・スミスが喉、口、呼吸器に影響する問題があったため、アメリカ・ツアーのキャンセルを迫られていた。11月にUKの一連の公演でステージに復帰した時はマーク・E・スミスは車椅子に座ってパフォーマンスを行っている。

サルフォード出身のマーク・E・スミスはマンチェスター・フリー・トレード・ホールで行われたセックス・ピストルズのライヴに行ったことを受けて、1976年にザ・フォールを結成している。その2年後にザ・フォールはデビューEP『ビンゴ・マスターズ・ブレイクアウト!』をリリースし、最も影響力を持ったポスト・パンク・バンドの一つとなっている。多作だったザ・フォールは31枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、最新作は昨年リリースされた『ニュー・ファクツ・エマージ』となっている。

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