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ザ・クランベリーズのドロレス・オリオーダンを追悼するためにリムリックに多くのファンが集まったことが明らかになっている。

ドロレス・オリオーダンはレコーディング・セッションのために滞在していたロンドンで現地時間1月15日に享年46歳で亡くなっている。ロンドン警視庁は彼女の死について不審な点はないとしている。

彼女の出身地であるリムリック州は3日間の追悼式を開催しており、これは現地時間1月23日に行われる彼女の葬儀で締めくくられる予定となっている。現地時間1月21日に彼女の遺体はセント・ジョセフ教会で4時間にわたって棺が開けられて一般公開されており、これは通常、教皇や元首などに行われる措置だという。

『アイリッシュ・タイムズ』紙の報道によれば、教会は白の薔薇やドロレス・オリオーダンのライヴ写真、ヴァチカンで二度彼女がローマ法王のヨハネ・パウロ2世と謁見した際の写真で飾り付けられていたという。彼女の母親であるエイリーンと彼女の6人の兄弟が彼女の棺に付き添っている。

教会ではドロレス・オリオーダンの楽曲がかけられ、元アイルランド国防相のウィリー・オディや元文部相のヤン・オサリヴァンも追悼に参加している。ファンによれば、ドロレス・オリオーダンは黒の服を着て、真珠のロザリオを付けていたという。

リムリック司教のブレンダン・リーヒーは集まった人々に次のように語っている。「世界中の何百万人という人が彼女の死という悲しい訃報に衝撃を受けたことを知っています。今日は別れを告げるための公式な機会となります」

彼は次のように続けている。「深く愛され、大切にされてきたリムリックの娘に心からの哀悼を捧げることになりました。彼女の棺を通っていく際、彼女や彼女の遺族、彼女が人生で愛し、助けてきた人々のために祈ってください」

ドロレス・オリオーダンの棺の横にはザ・クランベリーズによる追悼花が設置され、そこには次のように記されていたという。「The song has ended, but the memories linger on(曲は終わっても、思い出は残り続ける)」

式では彼女の同級生50人がそれぞれスイセンの花を持ち、供物台に捧げている。

ドロレス・オリオーダンの遺体は現地時間1月22日にはバリーニーティーにあるクロス斎場に安置され、1月23日に葬儀が行われる。ドロレス・オリオーダンの遺体は非公開の埋葬式でカーヒアリー墓地の彼女の父親の横に埋葬される。

ドロレス・オリオーダンの死因については4月まで明らかにならないことも先週報じられている。検視が行われたものの、検視官は「様々な検査」の結果を待つことになると語っている。

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