GETTY

Photo: GETTY

アンドリューW.K.は、自身の音楽を聴きながら運転してスピード違反で捕まったというファンに対し、スピード違反の罰金を代わりに支払うことを申し出ている。

“Party Hard”のヒットで知られ、今年3月には9年ぶりとなる新作『ユアー・ノット・アローン~オレがついてるぜ』をリリースするアンドリューW.K.は今回、彼自身とBBCラジオ1の番組「ロック・ショウ」に向けてツイートしたファンの投稿を見て、ファンが自身の音楽を聴きながらスピード違反をして違反切符を受け取ったことを知っている。

ツイートを投稿したルーク・ミッチェルは、(イギリスの高速道路である)M4モーターウェイを「何気なく」運転していたものの、アンドリューW.K.の新作からの新曲“Music Is Worth Living For”を聴いて気を取られてしまったのだという。

そのツイートに対して最初は「パーティーの代償だな」と返信していたアンドリューW.K.だが、投稿者のルーク・ミッチェルはその後、音楽を聴きながらスピード違反をしたとしてテムズ・バレー警察から100ポンド(約1万5,000円)の罰金の支払いを命じられたことを明かしている。

アンドリューW.K.はそれを受け、ルーク・ミッチェルに次のように返信を送って罰金の支払いを申し出ている。「ルーク、俺は君のためにスピード違反の罰金を払いたいと思う。君にスピードを出させた音速のパーティー・パワーに関して、俺に責任があるからね」

「君の情報を訊くためにダイレクト・メッセージを送るよ。どうか君のためにそうさせてくれ」

また、テムズ・バレー警察もツイッターでのやり取りに参加しており、アンドリューW.K.の曲名を引用して次のようにジョークを綴っている。「あなたは『楽しみたく(“Want Fun”)』て『パーティー一直線(“Party Hard”)』なようですが、安全第一でお願いします。安全運転で、(責任を持って)パーティーの続きを」

ルーク・ミッチェルはその後、罰金分の代金を自分に払うより遥かに価値があるとしてアンドリューW.K.にそれを寄付してくれるよう依頼したことを明かし、アンドリューW.K.から代わりとして4月にポーツマスのウェッジウッド・ルームズで開催されるライヴに招待されたことを明かしている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ