ノエル・ギャラガーは最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』で新しいサウンドに挑戦したことについて語っている。
ノエル・ギャラガーはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの通算3作目となる最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を昨年の11月22日にリリースしている。
元オアシスのギタリストであるノエル・ギャラガーは今回、豪『ローリング・ストーン』誌の最新号の中で、『フー・ビルト・ザ・ムーン?』でプロデューサーにデヴィッド・ホルムスを迎えることになった経緯を明かしている。
「実は、俺は彼のアルバムをすべて持っていて、彼の音楽のファンなんだ。と言っても、彼に助けを求めたことはなかったんだけどね」とノエル・ギャラガーは語っている。
「俺たちはフェスティバルで偶然会ったんだけど、俺は『マジかよ、デヴィッド・ホルムスじゃん!』って感じでさ。そしたら彼も『嘘だろ、ノエル・ギャラガーだ!』って感じでね。彼には(前作の)『チェイシング・イエスタデイ』に参加して欲しいと思ったこともあったんだけど、その時、俺は既にアルバムに取り掛かり始めていたから、彼は途中から参加したがらなかったんだ。それで、俺たちは別のアルバムに取り掛かることになったんだよ」
インタヴュアーが「人々は本作でのあなたの新たな挑戦を賞賛しているようですね」と指摘すると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。
「そうかもしれないけど、俺は誰かに認めてもらうために新しいことに挑戦したわけじゃないんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。「要は、もし曲が素晴らしくなければ、誰も気には留めてくれないわけでね。『そうだ、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの新作聴いたか?これまでとは違うサウンドなんだ』『いい曲に仕上がってるのか?』『いやいや、ゴミみたいな曲だよ。エレクトロニック・レゲエ・ジャズって感じのサウンドだよ』ってね。そんなのクソくらえなわけでさ。曲が素晴らしくなきゃいけないんだよ」
一方、ノエル・ギャラガーは先日、彼の次のアルバムが更に「斬新」になり、人々を「逆上させる」可能性もあるとしている。
「このアルバムが斬新だと思ってるなら、デヴィッド(・ホルムス)には次のアルバムのアイデアがあるんだけど、それなんかみんなを逆上させることになるよ」と彼は『ザ・デイリー・スター』紙に語っている。
「俺はこのアルバムは永続性があると思っていて、もっと多くの人々が好きになるには時間がかかると思ってるんだ」
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