ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューの中でストリーミング・サービスに対する自身の見解を語っている。
2016年の時点でノエル・ギャラガーはストリーミング・サービスについて否定的な見解を述べていた。「ストリーミング・サービスはやってないんだ。欲しかったら、買うからね。30億曲にアクセスできる必要なんてないんだよ。一度、俺にスポティファイをやらせようとした奴がいたんだけど、『なんでカイザー・チーフスのファッキン全アルバムなんて俺が欲しいんだよ? そんなのにアクセスしたいと思うか。大量のフー・ファイターズのライヴ音源が欲しいと思うか』って感じでね。家にも持ってないのに、なんで携帯に必要なんだよ」
今回、豪『ローリング・ストーン』誌のインタヴューを受けたノエル・ギャラガーは、ストリーミング・サービスに対する自身の考えが少し変わったことを明かしている。「俺はいまだに自分の才能は貸し出すものと思ってないんだ。売り物だってね。でも、自分の暮らしている世界が分かってないほどの間抜けじゃないからな。この10年の終わりにはストリーミングになっている。フィジカルを所有している人なんていないだろうね。だって、作られないからね」
彼は次のように続けている。「俺はこれからもずっと所有していることのほうが借りるより重要だって考えると思うよ。でも、新しい世代が育ってきてるわけでね。例えば、俺の子供は10歳とか7歳だけど、あいつらはレコードのコレクションなんて持ってないからね。そして、それで困ることはない。だって、何のためにレコードのコレクションなんて欲しがるんだ?」
ノエル・ギャラガーは昨年11月にノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズとして3作目となるアルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン』をリリースしている。
ノエル・ギャラガーは大規模なツアーに乗り出す予定となっていて、ツアーは2月よりアメリカからスタートすることとなっている。
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