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レディオヘッドのトム・ヨークはスポティファイによるアーティストへの支払い制度に再び言及している。

トム・ヨークはかつてスポティファイについて「死にゆく身体が最後のあがきとして放つオナラ」と評していたが、レディオヘッドの音源に続き、自身のソロの音源も今月スポティファイに復活させている。

ポーティスヘッドのジェフ・バーロウが「ミュージシャンの人たちへの簡単な質問、スポティファイから一人あたり500ポンド(約75000円)以上を稼いでいる人ってどれだけいるの?」とツイートしたのを受けて、トム・ヨークはこのツイートを自身のフォロワーに紹介している。

「皆々様方に、下のコメントを紹介しておくよ。これ以上のコメントはないけどね」とトム・ヨークはツイートしている。トム・ヨークはジェフ・バーロウの問いかけを支持しているものと思われる。

レディオヘッドのギタリストであるエド・オブライエンは先日、ギターの未来について語っている。

「昨日、そのことについて考えてたんだ」と彼は「ミュージック・レイダー」に語っている。「不思議だよね。カルチャーとしての影響力を求めるなら、多分ギターじゃなくて、機材ということだろ? ジミ・ヘンドリックスも今だったらDJになって、とんでもないことをしているはずでね」

「でも思うのは、ギターは今後もずっと存在していくということで、すごく表現力のある楽器だし、すごく古いからね。何千年も前に遡れるよね。(古代ギリシャの)ライアーまで遡れるわけで、その頃から弦を爪弾いていたんだよ。すごく、すごく根源的な楽器なんだ」

「マリのンゴニも持ってるんだ。丸い木のボディに4弦が張られているものなんだけどね。そういう原始的なものがあるからね。みんな、ずっとギターの死だとか言ってるけど、明らかに百花繚乱だよね。メタルにしても、ロックにしても、ギターを使ってすごいことをやっている人がいるわけでね」

「バンド的には僕としてはサヴェージズが大好きなんだ。ジェマ(・トンプソン)がギタリストとしてやっていることは素晴らしいし、バンドとしても好きなんだ。ウォーペイントも好きだよ。彼女たちのやり方が好きなんだ」

「念のためだけど、話しているのはギター・ヒーローについてじゃないんだ。美しいギターの旋律やテクスチャー、サウンドなんかについてなんだよ。でも、マイケル・キワヌーカがやってることも好きだな。あとは、フォールズでジミー(・スミス)とヤニス(・フィリッパケス)がやっていることとかね。彼らは素晴らしいことを続けていると思うよ。彼らのスタイルが好きなんだ」

「ギターはこれまでと同じく今日的なものだと思うけどね。今の時代に音楽的に自分を表現するということではいろんな意見があるのかもしれないけどね。50年前を考えてみてよ。ピアノ、オルガン、キーボードはあったけど、シンセはまだ浸透していなかった。それでシンセが浸透して、パレットに別の方法が増えたわけでね。それが今はDJなんだ」

「多分、より多くの人がギターや楽器を演奏しているんじゃないかな。というのも、50〜60年前と較べると、安く、手にしやすくなってるからね。音楽を作る人も増えているわけで、いいことに違いないよ。やる気さえあれば、規格外のノイズやサウンドを作る機会があると思うからね」

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