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ジョージ・マイケルの遺族はジョージ・マイケルの死から1年を迎える今年のクリスマスに対してのメッセージを発表している。

メッセージはジョージ・マイケルのオフィシャル・サイトで発表されたもので、ジョージ・マイケルの父親であるジャックと、姉のメラニーとイオーダらによる連名で発表されている。

全文訳は以下の通り。

「やあ、みなさん。

年末だなんて信じられないですね。1年はどこに行ってしまったのでしょうか?

私たちはまず『リッスン・ウィズアウト・プレジュディス』を再び1位にしてくれたことに感謝します。私たちは幸せであると同時に悲しくもあります……彼も間違いなく喜んだに違いないでしょうから。

彼の晴れやかな笑顔が見えませんか? 彼が『可愛子ちゃんたち、ありがとう』と言うのが聞こえませんか?

みなさんが待ち望んでいることを知っていた『MTVアンプラグド』をみなさんに届けられて、彼は嬉しかったでしょう。彼はあの魔法のような夜を本当に気に入っていて、それは素晴らしく楽しいパフォーマンスを見せてくれます。

今年はヨグに近く、信頼してきた我々にとって、新たな辛い試練の年でした。そこには今月“Last Christmas”や“December Song”がお店や車やラジオで聴くことになることを覚悟することも含まれています。それは何十年も行われてきたことですが、彼がもう我々とは共にいないことを知って、彼を惜しみながら聴くことになるのです。

彼のいないクリスマスは厳しいものになるでしょう。しかし、彼の死から1周年を悼むにあたって我々は孤独ではないことを知っています。親戚一同や友人たちの悲しみは多くのみなさんと共有されるものになるからです。

我々は『こうした時代』にあって、今年は多くの方がが大変な喪失を経験したことを分かっています。

ヨグはクリスマスが大好きで、いつも雪が降るのを望んでいました……ヨグは自分のことを愛してくれるみなさんに(そう、彼は知っていたのです)時間をとって、グラスを掲げ、彼の音楽を楽しんで、彼のことを好意的に思い出してもらえたらと思っているはずです。家族や友人たちと楽しい時間を過ごし、感謝してもらえればと思います。

言うまでもなく、クリスマスは常に楽なものではありませんし、人生は完璧ではなく、込み入った家族もあります。

ヨグは我々全員と音楽を共有し、多くの方が彼の言葉に深く結びつきを感じ、多くの方がその音楽の中に重要な言葉や感情を抱いていると思います。そのなかには大きな声で口に出すのが難しいものもあるかもしれません。

そこで、可能であれば、今年は彼の思い出を胸に、時間をとって、一呼吸置いて、『アイ・ラヴ・ユー』と大きな声で口にしてみてください。

そんな時間はありませんか? もしかしたら、みなさんが考えているより遅くなってしまったかもしれませんが。

みなさん、よいクリスマスを。
そして、我々の最愛のヨグはこう言うはずです。

『お元気で』と」

https://www.georgemichael.com/

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