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ポール・マッカートニーは、自身が初めて買ったレコードについて語り、エピソードを明かしている。

ポール・マッカートニーは「エンド・ザ・サイレンス」と題されたチャリティ・キャンペーンの一環としてインタヴューに応えている。本キャンペーンはウガンダやルワンダの孤児院の12万人の子どもたちを支援することを目的としている。

自身の最も大切な子ども時代の音楽の思い出について、最初に買ったレコードはジーン・ヴィンセントによる1956年の楽曲“Be-Bop-a-Lula”だったと明かしている。

「“Be-Bop-a-Lula”こそが最初に買ったレコードなんだよ。お小遣いを全部貯金して、リヴァプールの中心部の小さなお店に行ったんだよね。本当は電化製品のお店なんだけど後ろの方にレコードの売り場があって、そこなら買えるって知ってたんだ。それで家に持って帰って、曲をかけて、音楽は僕が成長していく上でとても重要だったんだよね」

「“Be-Bop-a-Lula”は買う前からよくラジオで聴いていたんだ。それに僕の父親はピアノが弾けたということもあってね。彼は新年のパーティーなんかでよく演奏していたんだけど、だからいつも家でピアノを弾いていて、それで僕もこの曲はよく聴いていたんだよ」

「その後、ロックンロールが登場して、ご存知の通り新しい音楽だったんだよね。エルヴィス・プレスリーの“Heartbreak Hotel ”とか、ビル・ヘイリーの“Rock Around The Clock”とかさ。まったく新しいトレンドが始まって、それは僕のバックグラウンドとして本当に重要なことだったんだ。 ラジオで聴いたり、父親が演奏するのを聴いたりしていた少年としてはね、音楽を聴かずに育つなんてまったく想像できないよ。僕はすごく幸運だったんだ。身の回りにたくさんの音楽があったからね」

ポール・マッカートニーが語る映像はこちらから。

このチャリティ・キャンペーンにはその他ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーン、オジー・オズボーンら数多くのミュージシャンたちが参加している。

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