アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンは、ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズを殴りたくなったという1988年の事件について語っている。
先日『ル・ジュルナル・ド・モンレアル』紙に語ったブルース・ディッキンソンは、1988年にケベックでアイアン・メイデンの前座をガンズ・アンド・ローゼズが務めた時のことについて触れ、観客がフランス語を話すために、アクセル・ローズが観客に対して無礼に振る舞っていたと語っている。
「ステージに行って、殴ってやるべきだった」とブルース・ディッキンソンは話している。「よくも俺たちの客に対して、あんな風に話すことができたもんだ。俺はいつも殴らなかったことを後悔してたよ」
アイアン・メイデンは9月4日に最新作『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』をリリースしている。
ブルース・ディッキンソンは先日、彼のかかった癌の怖さについて語り、原因が性感染によるHPVウイルスの可能性があったことを明らかにしている。
ブルース・ディッキンソンは舌の裏側で癌細胞が成長していると診断され、7週間に亘る化学療法を受けていたが、今年の5月に完治を告げられた。彼は癌と診断される直前まで、ニュー・アルバム『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』のレコーディングをしていたという。
シリウスXMのラジオ・インタヴューで、ブルース・ディッキンソンは最初に腫瘍を見つけた時のことを語っている。「舌にゴルフボール大のものがあったんだ。そしたら、もう一つ大きなイチゴか小さなクルミぐらいの腫瘍が首の右側のリンパ節に見つかってね。ちょっと妙な感じがしたんだよ」
彼は続けている。「みんな、マイケル・ダグラスの冗談を言ってくるんだけどさ。彼はオーラル・セックスをして、『よし、直さないとな』ぐらいの感じだったと思うんだ。でも、ある種深刻だったわけだよね。本当に多くの人にこういう危険性ってあると思うんだよ」
「みんなに知っといてほしいんだ。腫れ物があって、40歳以上だったら、抗生物質が効くだろうなんて決めつけないで、病院に行って、正式に検査してもらったほうがいい。重要なことなんだ」
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