リンキン・パークのマイク・シノダは、バンドの今後について語り、チェスター・ベニントンのホログラムを使ってツアーを行う可能性について否定している。
リンキン・パークはチェスター・ベニントンが亡くなったことを受けて、10月に追悼コンサートを行っている。
いまだ新たなリード・ヴォーカリストを迎えて活動を続けるかどうか明らかにしていないものの、今回マイク・シノダはチェスター・ベニントンのホログラム・イメージを使ってツアーを行うことはないと語っている。
先日のインスタグラムでのライヴ配信で、マイク・シノダはファンの質問に答えて次のように語っている。「実際バンドの部外者の連中がそういうことを提案してくることはあったんだけどさ、でもそんなことは絶対にあり得ないよね。ホログラムのチェスターを使うことなんて僕はできないし、そんなの最悪だと思うんだよ」
「愛する人や、親友、家族を亡くした人に、亡くなった人のホログラムを使うなんてことが想像できるものかな? ひどいことだよね。僕にはそんなことできないわけでね。僕たちがこれからどうするかはまだ分からないけど、でも、最後には答えを出せるようになると思うよ」
一方、マイク・シノダは先日、新たなライヴ・アルバム『ワン・モア・ライト・ライヴ』をリリースしたことを受けてインタヴューに答え、このアルバムはチェスター・ベニントンとバンドとの時間を振り返るのに「素晴らしい」方法であると語っている。
「それぞれの夜がどれだけ特別な体験であったか示す素晴らしい方法だよね」とマイク・シノダは米『ビルボード』誌に語っている。
「次に個人ないしはみんなと一緒に何をやるかはまだ分からないんだけど、このアルバムは僕らがチェスターと作った一連の作品を振り返る素晴らしい方法に違いないと思うんだ」
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