アデルとマムフォード・アンド・サンズのマーカス・マムフォードは現地時間12月14日に執り行われたグレンフェル・タワー火災の慰霊祭に出席している。
今年の6月14日早朝に起きた火災は24階建てのグレンフェル・タワーを焼き尽くすもので、火災から半年が経ったことを記念して、ロンドンのセント・ポール・カテドラルで慰霊祭が執り行われ、アデルとマーカス・マムフォードは、火災の生存者や遺族、地元の人々に加わって出席している。火災による死者は71人に達している。
アデルはマーカス・マムフォードと彼の妻で女優のキャリー・マリガンの間に座っていたとのことで、会場を離れる際、3人は狼狽した様子だったという。労働党党首のジェレミー・コービンやイギリス王室の人間も慰霊祭に出席している。
慰霊祭を主催したケンジントン司教のグラハム・トムリンは集まった聴衆に、新年を変化の「希望」があるものと見ており、「グレンフェル」という言葉を「悲しみ」と結びつけるのではなく、「新しいよりよい方法を学んだ時間」と結びつけるべきだと語っている。
グレンフェル・タワー火災の後、アデルは住んでいた住民を励ます姿が目撃されており、地元の消防士に「お茶と抱擁」を提供したことも明らかになっている。また、アデルはグレンフェル・タワー火災の犠牲者を映画に招待し、『怪盗グルーのミニオン大脱走』のプライベート上映を行い、子供の一団を招待したという。
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