サンクチュアリやネヴァーモアのメタル・シンガーであるウォーレル・デインが、ブラジルのサンパウロに滞在中に心臓発作で亡くなっている。
現地時間12月13日の深夜、ウォーレル・デインはレコーディング中にアパートで亡くなっている。ウォーレル・デインのソロ活動でバンドのギタリストを務めるジョニー・モラエスは、彼の心臓発作が始まった時に一緒にいたという。
「俺が彼に心臓マッサージをして、みんなで救急車を呼んだんだ。救急車は本当に急いで来てくれたけど、到着した時には彼はすでに亡くなっていたんだ」とジョニー・モラエスはブラジルの「UOL(ウニヴェルソ・オンライン)」に語っている。
ジョニー・モラエスはさらに次のように続けている。「糖尿病や、アルコール依存症に伴う諸問題のせいで、すでに彼の健康状態はかなりよくないものだったんだ」
ウォーレル・デインは2008年のソロ・アルバム『プレイジズ・トゥ・ザ・ウォー・マシーン』に続くソロ新作をレコーディングしている最中だった。
サンクチュアリのギタリストであるレニー・ラトリッジはフェイスブック上で、この知らせを明らかにしている。「今日、俺はウォーレル・デインが亡くなったという知らせで目を覚ましたんだ」と彼は綴っている。「何て言えばいいのかもわからないよ。30年以上にわたって俺の友人であり、兄弟であり、音楽仲間だった彼が亡くなってしまったんだ。今はただひどいショックを受けているよ」
「フェイスブックでこのニュースを知ることになってしまったすべての近しい家族や友人の皆様にお悔やみを申し上げます」
ネヴァーモアの他のバンド・メンバーも彼の訃報を受けてフェイスブックやインスタグラム上で投稿を行っている。
ドラマーのヴァン・ウィリアムスはフェイスブック上で次のように綴っている。「言いたいことはたくさんあるけど、言葉が見つからないんだ。最終的にまた友達に戻ったとわかっていることだけが慰めだよ。俺たちはひどい関係だったけど、それとは比べ物にならないほど素晴らしい時間を一緒に過ごしたわけだからさ。また会う日まで、ウォーレル・デイン」
ギタリストのジェフ・ルーミスはインスタグラム上に次のように投稿している。「安らかに眠ってくれ、ウォーレル。一緒に過ごした楽しい時間をいつまでも大切にしていくよ」
ネヴァーモアは2011年に解散している。一方、サンクチュアリは2010年に18年ぶりに再結成しており、ここ数年は2014年の『イヤー・ザ・サン・ダイド』や2016年の『インセプション』といった復帰作に伴うツアーも行っていた。
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