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エド・シーランは次回作についてブルース・スプリングスティーンのような「ローファイ」なサウンドになると明かし、自身のキャリアの中で「一番売れない」作品になるだろうと語っている。

莫大なセールスを記録した通算3枚目となるアルバム『÷(ディバイド)』からはビヨンセとのデュエット・バージョンが全米シングル・チャートの1位を獲得したことも明らかになっているが、エド・シーランは米『タイム』誌でブルース・スプリングスティーンの1982年のアルバム『ネブラスカ』にいかに影響を受けたかを語っている。

「僕が考えているのはこれまでで一番売れないであろうローファイなアルバムを作ることなんだ。だけど、最も愛してくれるようなね」とエド・シーランは語っている。「最近はスプリングスティーンしか聴いてないんだ。『ゲーム・オブ・スローンズ』に出てるキット・ハリントンと一緒にいたんだけどさ。僕たちはニューヨークで夜出歩いて、彼のホテルにもっと飲むために戻ったんだ。そしたら、彼が”Atlantic City”をかけてね。それで、『ネブラスカ』を聴いたんだよ…」

また、エド・シーランは自身を「政治的」でないとした一方で、労働党党首ジェレミー・コービンに賛辞を送っている。

「僕はコービンが大好きなんだ。コービンについてのすべてが大好きなんだよ。みんなもそう考えてるんじゃないかな。彼のことは無視できなかったんだよね。コービンの支持者ってわけじゃなかったんだけどさ」とエド・シーランは『サンデー・タイムズ』紙に語っている。

「僕のことを人間として知っていて、僕の音楽を聴いてくれているんだったら、彼は僕が本当に気にいる類の人物だってわりと目星がつくんじゃないかな」

エド・シーランは次のように続けている。「彼はいろんな人のことを考えてるんだ。すべての階級、人種や世代、彼はそれら全部を考えていてね、そして僕もそんなふうに育てられたんだ。僕たちにはより、全員のことを考えることができる人物が必要なんだ」

先週、エド・シーランはバッキンガム宮殿でチャールズ皇太子より大英帝国勲章MBEを授与されている。エド・シーランは音楽とチャリティでの貢献により、2017年の女王誕生記念叙勲リストで叙勲を受けることが発表されていた。

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